2020年12月01日
PTA会長になってしまいました
saitaPULSのサイトに掲載されているママ友に関するコラム。
「小学校のPTAでほんとにツラかってん」
と実は初めて、あそこできちんと吐き出すことができました。
あれでも書いては消し書いては消しで、原稿書いたあとには2日間くらい、当時の辛かったことを思い出しては泣く、みたいなフラッシュバック状態になってしまうほどに嫌な思い出だったわけなのですが。
どれくらいかというと、PTA翌年には保護者会で学校に行くのも怖く、家をどうしても出られなくて毎回遅刻してしまったくらいなもんで、人に対して活動行動するのが怖くなり、仕事にも密かに多いに支障を来たしていたのでした。
それが今からちょうど5年前。
もう一生、PTAには関わらないと心に決めていました。
ところが、あのコラムがアップされた翌日くらいに突然、当時のPTAでも数少ない良い思い出である友人から連絡が来ました。
「中学のさ、PTAやらない?
つらい思い出は、楽しい思い出で上書きしようよ」
と誘われたのです。
え、まじ? もうPTAはいやなんですけど。
そう思いながらも、そうすると、わたし、ちょろいもんで、思い出しただけでも泣くくらいだった記憶が「上書きしようよ」とそこで出来た数少ない友人に言ってもらったことで、一気に浄化されてしまい、たった30分ほど考えただけで「やるわ」と言ってしまったのです。それも会長を。
PTA役員当時の記憶から、人前で話すことさえ負担でなければ、細かい実務をやって失敗する心配がない会長職は、大味で実務が苦手なある意味で気楽な仕事だとは知っていて(前回の辛さは概ね、仕事のやり方や方針が合わなかったPTA仲間に叱られまくったというところにあったのです)。
だから「会長はしょうこさん向き」と誘ってくれたわけなのですが。
誘ってくれたメンバーたちは自分で会長をやっても良いくらいにやる気はあったらしいのですが、思春期の子どもたちから「頼むから会長とかやめてくれ」と泣いて止められたとのこと。
そんなにイヤなものなのかと息子に聞いてみたところ
「え〜、会長になるの?
でもまあ、いいよ。決めるのはオレじゃないし」
と、なんとも包容力のある発言も出たりして、さらに嬉しくなってしまいまして。
というわけで。
来年の一年は中学のPTA会長をやることになりました。
できることなら、来年もコロナの影響でイベントも少なくなり役割を担う機会は少ないといいななんて、姑息にも考えつつ、でも本当に記憶が上書きできそうな楽しい顔ぶれが揃っているPTAなので、ムリせず、楽しく務めて「PTA、楽しかったよ!」というご報告を来年度末にはしたいなと思います。
小学校PTAのときにも「年度末には『楽しかったよ』と意地でも言ってやる!」と言っていたものの、結果的には思い出すこともできないほどの記憶になってしまったわけですが、いちおう大人なので、前回の反省を生かしつつ今回はやってみます。
それにしても、辛かったことって
「ツラかった」
と言葉に出すことで姿が変わっていくものなのですね。
まず吐き出すことが大事、ということをあらためて実感しています。
2020年11月25日
アレンジが効く♪ 旬の冬野菜とレモンが主役の作り置きレシピ
POKKAのサイト「with レモン」で
作り置き料理をご紹介しました。
「余らせがち」
「飽きてしまう……」
と作り置きでよく聞くお悩みに応える
「飽きのこない」
「アレンジの効く」
3品をご紹介しています。
https://www.with-lemon.jp/gourmet/062/

今回のいちおしレシピがこちら。
「シーフードのレモンクリーム煮」
クリームとさつまいも、レモンが
驚くほどの相性のよさです。

ワインのおつまみにはもちろん、
バターライスにそえても美味しいし、
パスタにしても美味しい。
おうちで手軽に、レストラン風の味が楽しめます。
冷たいままでも、温めなおしても美味しい。
「牛肉とごぼうのレモンマスタードマリネ」
作った当初は、ワインのおつまみに。

このコラムの担当編集さんは
二度目に食べるときには、醤油みりんを加えて牛丼にしたのだとか!
わたしも早速マネしてみました。
レモンの酸味が奥深いコクを生み、
べたっとした甘さのないすっきりした味わいに仕上がります。
白菜がたくさん美味しく食べられる、
野菜の作りおきのスーパーおすすめがこちら。
「冬の白いレモンサラダ」
白菜とかぶ、玉ねぎと白い野菜を集め
ツナとレモンでさっぱりと飽きのこない味に仕上げています。

記事の中にもありますが、
おすすめアレンジが、スープ。
コンソメと水を加えて煮るだけで、
レモンで思わぬコクが加わり、かんたんに美味しいスープになります。
サラダとスープ。
一粒で二度美味しい冬の野菜サラダ。
こんなアレンジができるなら、
作りおきをしてみてもいいな、と思いませんか。
2020年11月04日
「saita PULS」連載第5回「子どもの成長とともに変化してきた「ママ友との17年」の話」
サイト「saita PULS」のコラム、第五回が更新されました!
子どもの成長とともに変化してきた「ママ友との17年」の話

子どもが生まれた17年前。
「ママ友」とか「公園デビュー」とかいうワードにビビりまくってたわたしが、
恐怖のPTAなんかを経て
「ばば友になるまでよろしくね」
と言いあうような友だちもできたよ、というちょっとエモい話です。
ぜひ読んでみていただけると嬉しいです。
2020年10月19日
甘い煮りんごとチーズのトースト。
今日のおやつ。
すごいものができちゃいました!
甘く煮たりんごと、しょっぱいチーズのマリアージュ。

りんごをいちょう型に切り、

りんご1個分に砂糖大さじ2をふりかけて、10分ほど煮ます。
(電子レンジなら2分でOK)。

仕上げにお好みの量のシナモンを。
わたしはナツメグも少し加えます。
8枚切りパンのうえにのせ、
シュレッドチーズものせて焼けばできあがり。

あれば、ピンクペッパーを。
なければ、粗びき黒こしょうでも。
今日はシュレッドチーズを使いましたが
ブルーチーズなら、さらに美味しいはず!
りんごは、しょっぱいものと組み合わせると、
その甘さと香りが何倍にも美味しく感じられる気がします。
子どもの頃には、果物が入った料理は大嫌いで、
りんご入りのコールスローなど
「いったい誰がこんな料理、考えてん!」
と給食で出るたびに文句を言っていたものですが、
人間の好みって変わるものですね。
いまでは、肉とフルーツの組み合わせが大好き!
著書『汁かけごはん』では、
「塩鶏とりんごのクリームスープ&パセリライス」を。

Photo Kiyuu Kobayashi
Styling Yukiko Hongo
「ほんとに美味しいんですか……?」
と警戒していた編集チームの方も、実際に食べたら
「想像とぜんぜん違った!」
と、とても気に入ってくださいました。
意外で美味しかったナンバーワンをいただいたほど。
(レシピはブログ最後に掲載しています)
パルシステムでも、りんごと豚肉の煮ものをご紹介しています。
りんごポークチャップ

ほかの料理に比べると、クリップ数が少ないところをみると
果物入り料理には、やや抵抗のある方が多いのかな、と思いますが
いちど騙されたと思って、作ってみて!
とりあえず、今日のトーストはぜひぜひお試しを。

パイナップルののったハワイアンピザが好きな方には
絶対におすすめです!
塩鶏とりんごのクリームスープ&パセリライス

塩鶏 (鶏モモ肉 400g、塩 小さじ1/2)
玉ねぎ 中1個
りんご 1個
油 大さじ1
水 600cc
顆粒チキンスープのもと 小さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
生クリーム 50cc
1 鶏肉は食べやすい大きさに切り、塩をすり込む。この状態で1晩おくとよりよい。
2 玉ねぎはくし切り、りんごは8等分にしてから半分に切る。
3 厚手の鍋に油を熱し、鶏肉を入れて表面の色が変わるまで中火で焼く。
玉ねぎを加えてさっと炒めたら水とチキンスープのもとを加える。
4 煮立ったらアクをとり、弱火にして15分煮る。
5 りんごも加え、20分煮る。生クリームを加え、塩こしょうで味をととのえる。
煮立つ前に火を止める。
※好みでシナモンをふっても美味しい。
パセリライス
米 2合
バター 10g
塩 ひとつまみ
パセリみじん切り 大さじ1〜2
1 米を研いで普通に水加減し、バターと塩をのせて炊く。
2 炊き上がったらパセリを加えて混ぜる。
2020年10月17日
「saita PULS」連載第3回「栗しごと、梅しごと…「季節のしごと」が心から楽しくなった、本当の理由。」
サイト「saita PULS」のコラム、第三回が更新されました!

毎年慌ただしく、ついつい逃しがちな季節のしごと、
今年は楽しくて仕方ない!
年々、時間が過ぎるのがどんどん早く感じるようになってきました。
ぼんやりしている間に、梅にしょうが、栗、と
旬があっという間に過ぎていってしまう……
瞬く間に過ぎていく時間をつかまえて切り取って保存したい、
そんな気持ちがどんどん高まってきました。
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

➡栗しごと、梅しごと…「季節のしごと」が心から楽しくなった、本当の理由。
https://saita-puls.com/18494