2021年03月20日

2021、恒例3月のバースデーウィーク



3月のわが家の誕生日ウィーク。
夫が11日、息子が12日生まれです。

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夫の誕生日は10年前の3月11日に、
素直には祝えない日になってしまったのですが
翌日の息子の誕生日があることでかろうじて
やはりお祝いもしたいね、と思える時期になっています。

震災に思いをはせつつ、
(わたし自身は神戸での被災経験もあるため
 震災は遠くの話ではありません
 今年はじめて、saitaでのコラムにも震災の話を書きました)
http://tauchishoko.seesaa.net/article/479588188.html

いま日々をこうして過ごせることに感謝したり、
子どもの成長を喜んだり、
いろいろな気持ちが押し寄せる特別な2日間です。


今年はその子どもが来年の高校受験に向けて
塾のカリキュラムが中3仕様に変わったことで平日ががぜん忙しくなり
当日には軽くお祝いをしておいて

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これは夫の誕生日用。
娘の希望で(結局、子どもたちの希望でいつもメニューは決定されてしまいます)
コストコのスコップケーキ。



誕生日は1週遅れで。

昨年の今頃は、コロナ自粛もあり
のんびりと2日連続で誕生日会ができたのも、いい思い出です。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/474610680.html



週末にバースデーボーイ本人が魚を買い出しして切り、
娘が盛り付けを。

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ケーキも娘担当。

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スポンジを米粉で作ったところ、膨らみがいまいち。
間にクリームとフルーツを挟むことは諦め
たっぷりのシロップを染み込ませて、飾りは表面だけに。



魚を山盛りにして、幸せな14歳の始まりになりました。

コロナ休校に始まり緊急事態宣言中に終わった13歳は、
吹奏楽部ゆえコロナの影響で部活には多大な影響が出ましたが、
ゲームオタク兼アニメオタクなので
家での生活は概ね楽しそうなのが親としては救いでしょうか。

何が起きてもあまり動じず、
いつもハッピーそうな顔をして謎の悠久感を醸し出すわが家の異端児、
15歳の誕生日は無事に進学先も決まって心安らかに迎えられますように。


posted by しょうこ at 00:00| Comment(0) | ☆うちの行事ごはん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月04日

2021年のひなまつり、娘の将来とフェミニズムについて考えてみました。



桃の節句ですね。
今年もお雛さまは出しそびれ……。


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でも、風は通しておきたいので、
来週のわが家の男性2人(夫と息子)の誕生日ウィークに向けて
少し遅い時期ですが、飾ろうかと思います。


「おひなさまをすぐにしまわないと婚期が遅れる」

と昔は言ったそうです。

「ちゃんと片付けができないとお嫁に行けないよ」

という躾の意味もあった言葉なのだとか。

知るか、という感じですね。

とはいっても、わたしも数年前までは
「おひなさまはきちんと出さなくちゃ」
「出したら3月4日にはしまわなくちゃ」
にとらわれ、それができないのは、
自分がだらしないからだと思い込んでました。

自分がだらしなくない、とはもちろんとても言えませんが
ひな人形をしまわないと嫁にいけない、はもちろん迷信です。
そんな「べき」に縛られていたのだなあ、と。
季節の行事は楽しいし好きですが、
ひとつひとつ「それほんと?」と疑問を持ちたいと思ってます。


わたしは娘に早く嫁に行ってもらおうという気もないし
そもそも娘を「嫁に行かせる」というつもりはまったくありません。
一緒にいたい人がいたら結婚すればいいし、
別に結婚なんてしなくてもいい。
結婚してどちらかの苗字になるということも
そもそもあまり理解できません。
わたしは結局、いろいろあって苗字は変えていますけれどね。

おひなさまは好きだし、ひなまつりも華やいだ気持ちになるから好き。
でも、そこにも「婚期が」とか「女の子だから」が関わってくるとなると
なんだか素直に受け止めることができません。

むしろ、わざとひなまつりの時期をはずしておひなさまを飾ろうか、
というひねくれた気持ちですらあります。
わたし、フェミニズムを少しこじらせてますかね。

アメリカのものすごく活発なフェミニスト女子大を出ていることもあり
本来はこっちよりの思想です。
が、日本もそのうちに変わるだろうと傍観していたし、
自分がさほど苦しい思いをしなくてよい出版社に勤めてしまったこと、
その後も女性が不利にならない料理関係で仕事をしていることから
じっくり考え取り組むことを避けてきたなと反省しています。
娘がいざ世に出る、下手したら「嫁にもらう」などと言われる年齢に近づき
このままじゃまずい、と猛烈に慌てているわけです。


しばらくうるさくなるかもしれませんが、
みなさま、どうぞ変わらぬおつきあいをお願いいたします。

女の子みんなに幸あれ。
息子を含む男の子みんなにも幸あれ。




なので、料理もしなくてよいかな、と思ったのですが
子どもたちも楽しみにしているので、かんたんにちらし寿司だけを。
具をぽこぽこっとのせただけの簡単ちらしです。

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毎年変わりばえしない内容です。

息子は塾に出かけるためごはんの時間もずれてしまうので、

ちらし寿司
+ 蛤のお吸いもの
+ かぶの塩もみ
+ ブロッコリーのごま和え

ごくごくシンプルに。


ひなまつりといえば、
過去のブログをたどってみると
ほとんど毎年、見た目もおんなじの
ちらし寿司、お吸いもの。
+元気のあるときは、揚げもの
+野菜の和えもの。

そのあたりについては、2018年のひなまつりに
詳しく書いていました。

http://tauchishoko.seesaa.net/article/457525991.html


たまには、せめて見た目を変えて盛りつけてみようかとも思うのですが

たとえば、先日、別の仕事で作った
サーモンとアボカドのかんたんちらし。

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これはこれで楽しいし美味しいのですが、
やはり赤い器の華やぎが恋しくなり、毎年同じ寿司にしてしまうのです。
来年こそは、少し違うことも考えてみようかな。

来年のひなまつりは娘の高校生活最後のひなまつりです。
子育ての集大成としてのひなまつりにしたい
という気持ちはやっぱりあります。

とりあえず高校大学のW受験のわが家、
平和で楽しいひなまつりを迎えていられますように。


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2021年02月02日

2021年の節分は山盛りのキンパで。


節分ですね。

毎年、太巻きとめざしの変わりばえしない節分を繰り返してきたわが家ですが。


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http://tauchishoko.seesaa.net/article/476775816.html



今年は韓国風海苔巻き「キンパ」に挑戦。
娘の運動会弁当などには入れてきたキンパ
恵方巻にするのはちょっと思いつかなかった!



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キンパにすると一気にイベント感が増すようで、
「料理教室みたい!」と並んだ食材に子どもたちが大盛り上がり。



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巻いて胡麻油塗って切って。
ほとんど二人で仕上げてくれました。


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数日前、スーパーで
「今年の恵方巻きはキンパにするわ〜」
と立ち話していたお母さんたちもいたくらいなので、
今年はキンパにした方、多いのではないかしらと想像しています。


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焼き肉、カニカマ、魚肉ソーセージ
卵焼き、ほうれん草、にんじんナムル、韓国たくあん。
欲張りなぎゅうぎゅう詰めに。



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具が多くて難しいかな、と思ったのに、
二人とも想像以上にうまく巻いていて驚きました。


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なんでもYouTubeのモッパン動画で巻き方を見たそうで、
ごはんも薄〜く広げて手早く作る姿には我が子ながら惚れ惚れ。
YouTube見て息子は魚をさばけるようになり、娘はキンパが巻けるように。

   息子が魚をさばけるようになった話 
   → http://tauchishoko.seesaa.net/article/446050231.html
     http://tauchishoko.seesaa.net/article/446569625.html

動画でのイメトレはやっぱりすごいですね。



まず、ごはんはうすーく広げます。
このときに、ごはんを入れすぎてしまう失敗が多いのですが
下の海苔は透けて見えてもよいので、薄く、まばらに。
のりしろとして、海苔の端1〜2cmほど残すのをお忘れなく。

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ごはんの中央より少し手前に具材を盛っていきます。
まず卵焼き、たくあん、きゅうりなどの芯になりやすいものを置き、
バラバラしたものはその上から広げるように。
上からさらにカニカマなどの棒状のものを少し押すようにしてのせていきます。

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のせおわったら、親指とひとさし指で手前の海苔の端と巻きすを持ち上げ、
残りの指(中指と薬指など)で具材を押さえながら、
手に持っている海苔の端が、奥のごはんの端よりも手前につくように
一気に持ち上げて巻き込みます。


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ここでゆっくりすると具が崩れるので、一気に!
最後に巻きすの奥の端を左手で上にひっぱりながら、
巻き込んだ巻きすを右手で下に巻き込むようにしながら
ぎゅっとごはんと具を押さえて引き締めます。

この最後の「ぎゅっ」がないと、ゆるく仕上がってしまいます。
(最後のぎゅっの写真がなくてすみません……)



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それにしても今年の節分は、なんとラクだったことか。
わたしは具材を並べた後は
座って二人が巻くのを眺めて写真撮って、食べただけ。
ああ、子ども大きくしてほんとによかった。



とにかく具沢山で太いので今年は丸かぶりはやめたのですが、
中2息子は
「オレはやるよ」
と南南東を向いて座り、太い一本を丸ごと持って、
話しかけても返事もせずに黙々と。
今年の幸運を、家族を代表して祈ってくれました。


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キンパにしても、めざしは欠かせません。



子どもたちは巻くのがどんどん楽しくなり

「アメリカでカリフォルニアロールとかできた理由がよくわかるね〜」

と言いながら、切った端っこをつまみ食いしたり、
追加の具材を持ってきたり。
(最後のほうは、チータラやちーかままで巻き込んでいました。
 美味しいそうです)

巻くのは意外とかんたん。巻くと楽しい。巻くと美味しい。
それを体感してもらえて、わたしも嬉しい。

巻きものは食べやすく、見た目もかわいい。
子どもたちが小さい頃のお弁当には、
よく海苔巻きを入れていました。

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その子どもたちが自分たちで巻いてくれるようになるとは。
子ども大きくしてほんとによかった(本日、2回目)。

キンパ、とても美味しかったです。
子どもたちが巻いてくれたから、さらに美味しかった。



たっぷり作った残りは、娘の翌日のお弁当になりました。

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韓国スペシャルで、ヤンニョムチキン入り。

生ものを使っていないから、
翌日に安心して食べられるのもよいですね。



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2021年01月01日

謹賀新年 2021年



あけましておめでとうございます。


「今年はおせちはやめる!」
と12月30日になって、急にバタバタしたものの
結局、予定の半分くらいだけ作ってしまいました。

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でもやめると一度は言った以上もっとデイリーな感じに仕上げようかなとか、
やっぱりお正月だし漆の器も出そうかなとか、
朝から迷いまくる私を見かねて

「やめるやめる詐欺だね」

「完全におせハラじゃん」

(おせちハラスメントとは。
 私がおせちに囚われてるって意味でしょうか)

と笑いながら子どもたちが盛り付けてくれ

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その横で

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「おせちなんてやめればいいのに。
 儀式とか行事とかもういらないんだよ!
 慣習とかつぶしてしまえばいい!!」


「決まりごとや慣習にすべて疑問を持て」
派の夫が言い続けるというカオスの中、
2021年もスタートしました。


結局、私のこじらせに家族を巻き込んでしまいました。
どうせやるならすっきり楽しくやればいいのにね。


数年前に比べると、

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明らかに種類の少ないおせちですが

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でもようやく付き物が落ちた心地です。

「やる」「やらない」の二択ではなく
「その中でやりたいことだけやる」というチョイスがあってもいい。
人生ってそんなグレーのシェードの中にほとんどのものはある気がします。



考えすぎない。
シンプルに生きる。
を目標に、今年は頑張りたいと思います。


*****



2020年はたぶん、みなさんそうかと思うのですが
公私のバランスでいうと、家で過ごす時間が圧倒的に増え
「私」の時間が多くなった一年でした。

ステイホーム期間中に、母として頑張らなくちゃ、という思い込みを手放し

(よかったら、こちらのエッセイも読んでください。
「おかあさんやめてみた」をやってみた話

こうして自分の家事や料理への縛りをほんの少し手放せたことで
料理をすること、暮らすことなどの意味を
あらためてじっくり考えることのできた年となりました。


★お仕事的には、
新しくコラム/エッセイの連載を始めたことが大きな変化となりました。
これまでも料理と一緒の原稿を書くことはよくあったのですが
純粋に文章だけのコラム/エッセイは初めて。

本の原稿はいつも書いているし、
ライターとしてのお仕事でもよく書いているのですが
それとはまったく違う緊張感で、でもとても楽しく書いています。

2021年は、エッセイを引き続き書いていきつつ
もっとわかりやすく作りやすいレシピと
それをより楽しんでいただける話とを
お届けできるよう取り組んでいきたいと思います。


セミナーや講座については、
昨年は料理教室は主催会場の意向で、すべて中止に。
2021年も8月までは休止が決まっており、
いまのところ、再開はまだ考えていない状況です。
zoomなどでやってみては、というご要望もいただきますので
また決まりましたら、お知らせさせてください。
楽しみにしてくださっている方、本当に申し訳ありません。
そして、ありがとうございます。

外部からお受けしているセミナーについては
集合での開催はすべて中止になったのですが、代替として
動画配信とzoomでの開催を体験させていただき、
今後、動画やzoomの活用を検討するいいきっかけになりました。
2021年、こちらも課題として取り組んでいきたいと思っています。



★プライベートでは、
中学のPTAの仕事をうっかり引き受けてしまいました。
それにのんびり取り組みつつ
2021年は子どもたちの高校大学のW受験の年でもあります。

食べたいものを作る。
食べさせたいものを作る。

その基本に立ち返り、力強く子どもたちを見守り、
独り立ちを後押しする生活を作りながら
またその様子もお伝えしていければと思います。



*****


さらに個人的なお話をさせていただくならば。

2019年夏に開腹手術を受けたのですが、
その後の調子を戻すのに費やした一年でもありました。
そのときのブログ → リンク

「開腹手術は普通に動けるようになるのに半年。
 ほんとの本調子に戻るのに1年」

と手術を受けたことのある方たちから聞いてはいたのですが
それは本当だったなあ。
が実際にその時間を過ごした実感です。

術後半年が経ち、そろそろ調子が上がって来たぞ、と思い始めたところに
半年の運動不足がたたり、膝を痛めてしまいました。
その治療に励みながら、少しずつ仕事のペースを戻していたところに
思わぬコロナ禍でのステイホーム生活へ。

結果的には、否応なしに撮影仕事などが減った自粛期間中に
術後1周年が過ぎていったのだから、
ゆっくり療養できてラッキーだったとも言えますが
1年を超えたところで一気に体力気力が戻るわけでもなく、
ギアを上げていくことに今年1年を費やしてしまいました。

本当に、体力は=気力で。
体力が落ちている時期には、一日が恐ろしいほどの速さで過ぎていきます。
何をしたのかわからないほどあっという間に1週間が過ぎている、
なんてこともしょっちゅうでした。

料理も作ろうと思っても、
体力が続かない、気力が続かない。
りんごひとつ買うのにも
「これを家まで持って帰れるのか?」
と迷うような生活
を初めて経験しました。
そのときのブログ → リンク

闘病中の方むけのレシピのお仕事もひとつしているのですが
その患者さんたちの辛さを、
初めて身を以て少しだけ実感することができたなと思っています。


幸い、わたしの体調は上向きになる一方で
患者さんたちの気持ちがわかる、なんて言うのもおこがましいのですが……。
2020年のクリスマスの日、クリスマスの材料と年末の野菜と、
とんでもなく重い荷物をよいしょと肩に下げて自転車に乗った瞬間、
当たり前のようにたくさん買い物をして
抱えて帰れることがどれだけ幸せなことなのかと
涙が出そうになりました。
(ほんとにちょっと涙が出ていたけれど、
 マスクの生活はいいですね。
 泣きながら自転車に乗っていてもあまり目立ちません。たぶん。)



しっかり動けることの幸せを噛み締めつつ、
今年はしっかり、フルスピードで頑張っていきたいと思います。

本年も応援していただけると嬉しいです!
どうぞよろしくお願いいたします。



posted by しょうこ at 00:00| Comment(0) | ☆うちの行事ごはん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月30日

2020年末、もうおせちやめていいですか。



おせちする? 
やめる? 
やっぱり作る? 
やめる? 

と迷い続け、やっぱり慌ててブリ買ったりエビ買ったり干ししいたけ水につけたり。
一日中焦ったり苛立ったり
こんなに支度できてなくてダメじゃんと落ち込んだり。


今日一日で疲れ果てました。

もうおせちやめていいですか。


***



おせち料理は楽しいし、美味しい。
わたしは仕事柄、本来は
こんなおせちはどうですか、
と楽しみ方をご提案する側です。


が、うちには親の代から続く重箱に関わる因縁があり、
ずっと素直に取り組むことができず避けてきたテーマでもあります
(その話はまたいずれ)。


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(重箱の呪いがあるので、いつも重箱は使いません)




結婚して以来、お正月はどちらの家で過ごすか、など
きちんと話し合わないままに曖昧に実家との付き合い方も宙ぶらりんなままで。

おせち料理=お正月。

困ったことの代名詞となり、毎年迷い迷いのおつきあいを続けて来ました。



今年は秋のうちにおせち用いくらを冷凍しておくの忘れた。

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今年あっという間すぎて、気づいたら30日。数の子の塩抜きしてない。

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秋ごろにTwitterで「栗を冷凍すると剥きやすくなる」ってみて冷凍して
それっきり忘れてた。
今さら解凍してみたけれど、どうにもならんです。
栗きんとんに使いたかったのに。

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間に合ってないことが山積みでパツパツになり
 #おせちやめた 
とTwitterに連投しまくってたら


「誰もおせち作ってなんて言ってないのに、
なんで作らなくちゃと焦って苛立ってるの」



夫に言われてハッとしました。

そう。夫はわたしにおせちは期待していません。
作らなきゃと思い込んでるのは私。


毎年「今年はやめる」と言いながら、結局頑張り、
時には大晦日に徹夜する母を見て、
おせちはそれほど大切なものと縛られてました。

結婚して、義母はさほどおせちに拘る人ではないとわかって
ほっとしたはずなのに、やはり自分自身が縛られているのです。


「○○しなくちゃ」の思い込みを捨てよう、と
著書でも、普段の仕事でもずっと言って来てるのに、

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それって、自分が思い込みが強くて縛られているからなんだなと
初めてきちんと対峙しています。


お正月のおせちは子どもに見せておきたい。

料理研究家を名乗ってる以上おせちには取り組まないといけないんでは。

でもそんな思い込み、いちどすっぱり捨ててみます。


おせちって、元々は主婦が三が日くらい休めるようにと
砂糖もたくさん使って日持ちさせた主婦の休みのための作りおき料理のはずなのに、
今の生活じゃ1日2日しか食べず、
下手したら元日の晩には違うものを作ったりして、
全くもって誰の休みにもなっていない。

お正月気分を楽しむためだけの形骸化した料理になってるなあと思います。
むしろ作る人の手間が増えるばかりの、大変なイベントごはんになってしまっている。


私だっておせちは大好き。

つまみとしても美味しいし、おせちを囲む華やぎはやっぱり特別だと思います。
うちの子は実は楽しみにしてるらしい。

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でも。
「作らなくちゃいけない」という義務感はいっぺん捨ててみたいと思います。

やりたい人だけやればいい。
やりたい年だけ作ればいい。

そうして選んで作るものでいいはずなんじゃないかなあ、と。


年末に煮詰まってグダグダ言ってるだけなんですけど。


そうやってグダグダしている間に、
夫と息子がおせち用に買っていたエビをさっさと使い

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トマトピラフを作ってくれました。

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今日の日中にはSNSで

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何をするわけでもないのに心がワサワサする年末。
ひとつずつ、ひとつずつ。
こういう時こそ丁寧にと大量にあるねぎの青いところを
オリーブオイルと塩でじっくり炒め、キャベツ、ささみを加えてスープに。
美味しいバゲットにバターを添えて、
落ち着け落ち着け、と
必死に唱えながら食べてます。

とりあえず少し何か食べるって大事。
温かいものなら、さらによし。

それを自分でととのえたってことが安心に繋がり自信になる。
慌てなくても、わたし大丈夫。って。

大丈夫が確認できるから私は料理が好きなんだ。
私は自分のために料理をしてるんだ。
年末に確認できてよかった。




なんて美しいことを書いていますが、
その心の内はこんな、おせちをめぐるグダグダだったのでした。
グダグダ、イライラした挙句に娘とも夫とも喧嘩したりして。

そんなに負担になっているなら、いちど全部やめればいい。

夫のひと声で、すとんと諦めがついたのでした。
つきものが落ちた、まではいかないのだけれど
年末の忙しい時期に
「片付けが!」「掃除が!!」「おせちが!!!」
と慌てずにブログでも書くかという気持ちになっているのだから
少し切り替えがついたのかな。

やらなくていいよ、と言われると
え、でもやりたいのに、と思ったりする、あまのじゃくなのもので。
「どっちでもいいか」と心から思えたのには感謝です。



12月31日、2020年最後に、まさにお正月をめぐるグダグダを書いた
saitaコラムが更新されます。

よかったら、ぜひ見てくださいね。


posted by しょうこ at 00:00| Comment(0) | ☆うちの行事ごはん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする