2021年02月26日

今年もふきのとうの季節がやってきた!


今年も夫の実家からやってきました。
春の味、ふきのとう。

2008年のブログでは

「春が来た! 義母からの便り ふきのとう」

とベタな川柳をつくっていたくらい。
夫の実家から大量にやってくるふきのとうは、
わが家の春の楽しみです。



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毎年、何を作ろうかなあと迷うのですが結局は、

天ぷら、

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ふき味噌、

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オイル漬けの三段活用に。

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特にオイル漬けが大好きです。


ふきのとうをざく切りにし、
多めのオリーブオイルとみじん切りのにんにくを熱した中で炒め
好みで鷹の爪も加えます。
しっかり強めに塩味をつけ、
たっぷりのオリーブオイルをかけておきます。

瓶に入れて冷蔵庫にも保存するほか、
多くできたときには、冷凍庫へ。

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夏や秋の季節外れになってから
冷凍していたふきのとうでパスタを楽しめるのも嬉しいのです。

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2018年にも5月に「ふきのとうパスタを食べたよ」と書いていました。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/459397758.html


それにしても。
ふきのとうがやってくると「春だなあ」と実感しますね……。
今年は緊急事態宣言で落ち着かないせいか、
日々が過ぎるのがとにかく早く
2月は一瞬で過ぎてしまった気すらするので、
「いまもうほとんど春である」とは気づかないふりをしたいのですけれど。



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2021年01月22日

料理への迷いがなくなったら、里芋の肉巻きフライを作りたくなった。



またしてもパン粉料理を作りました。

里芋巻きフライ。


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どうしても食べてみたくなって、
作ってみました。

ゆで里芋を豚薄切り肉で巻いて
フライ衣をつけて揚げます。


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さっくりとした歯触りの中に、ねっとりとした里芋。
想像の通りの美味しさで大満足です。


里芋は皮をむいて半分に切り
うす〜い醤油味で10分ほど煮ます。

この煮た里芋でも十分に美味しかったのですが、
蒸した里芋を巻いてもよかったかなあ。
いわゆる「衣かつぎ」です。
煮た里芋の美味しさとはまた違う、
ちょっぴり土くさいような力強い香りが楽しめて大好きなのです。

皮をむいているときに
「あ、蒸せばよかった」
と気づいたのですが時すでに遅し。
(蒸し里芋は皮ごと蒸してから皮をむきます)
今回はひとまず、煮た里芋で作ってみました。

次回はぜひ蒸して作ってみようと思います。
電子レンジで加熱するのでもよいかも。


いろんな味を加えずにシンプルに仕上げる、素朴すぎるくらいの味がうちの料理の基本。
シンプル調理で美味しさを最大に引き出すために、
仕上がりの味を想像しながら
これはどうかな、それはどうだろう、といろいろ試してみるのが楽しいのです。


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里芋巻きフライは、外ではまず売っていないので
わざわざ作る価値は大ありです。
家でしか食べられないものを作ってこそ料理の醍醐味だと思いませんか?





それにしても、ついこないだまで
「食べたいものが浮かばない」
なんて書いていたのに、

  → 「同じものを食べるのは悪いこと?「ごはんは何にしよう」をいちど捨ててみることについて」

「どうしても食べてみたかった」

と、里芋を煮て肉でまいてフライ衣をつけて、と
わたしにしては最大級に面倒な作業を嬉々としてやったのだから
最近また食べることが楽しくなってきたのかな、と嬉しい。
「ごはんは何にしよう」
と迷うことを捨ててみたからこそ、すっきりして、
また食べ物のことを考えるのが楽しくなったのかもしれません。


年末に書いた

「もうおせちやめていいですか」

「おせちや帰省先「お正月の正解」を探し続けた20年を振り返る|コロナ禍でのお正月を迎えるまでのこと

を読んで

「本当に救われた。
 いちど「やめた!」と決めたら、
 慣習としてのおせちではなく、自分の意思が詰まったおせちを、
 自分がお正月に休むための本来の意味のおせち料理を
 自分のために作ることができました」

と友人が熱いメッセージをくれました。


土井義晴さんの『一汁一菜のすすめ』を読んで
肩の荷が降りたと号泣したあと、
猛然とまた料理を作り始めた人の話も聞いたことがあります。


料理が好きな人でも、それが毎日の義務になると苦しくなる。

でも、

「こうしなくちゃいけない」

という縛りや思い込みがなくなったときに、
本当に自分がしたいことが見えてくるのではないかなと思います。

それで本当に無理に料理をするのをやめてもいい。
ああ、やっぱり料理が好きだったんだな、と気づいてもいい。

ちょっとしたきっかけで、
自分の考え方がシンプルに整理されると
また料理は楽しくなるなと実感しているところです。






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2021年01月04日

お正月明けには、大根しゃぶしゃぶ。


お正月明けの疲れた胃にも、
お仕事始めで疲れて料理したくない方にもおすすめ。


【丸ごと大根のしゃぶしゃぶ】



スライサーで切った大根と豚肉のみ。
ねぎも入れたかったけど、シンプルに決めました。



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昆布とお酒をたっぷり入れて作ります。


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まず大根を入れ、透き通って来たら豚肉を入れてさっと火を通して。

ひらひら大根が肉とよく絡み、一本ぺろりと食べられます。


前までピーラーで細長くリボン状にしてたのですが、
丸ごとスライサーで切った方が最後まできれいに切れるとようやく気付きました!


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ポン酢や柚子胡椒、ごまダレ、薬味入り辛味噌などお好みの味でどうぞ。
味変しながら食べると、どこまでも食べられます。


今回はシンプルに大根のみの鍋にしていますが、
ほかの野菜もどうぞお好みで加えてくださいね。




とにかく、めちゃくちゃカンタン。

子どもたちも

「将来ひとり暮らしになっても、これ作ろう!」

だそうです。



いま高2と中2の二人がひとり暮らしをするというその「将来」が、
果たして遠い将来なのか、もしかすると来年すぐなのか。


そのときに

料理はカンタンだと思って欲しい。

そして、自分で気楽に料理して欲しい。


と、この頃、子どもたちが独り立ちしたときを意識して
前よりさらにカンタンなものばかり作ってる気がします。




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2018年03月31日

【野菜が届いた】2018年3月末編



埼玉の皆農塾から
取り寄せている野菜が届きました。
昨年も唐突に春に「野菜が届きました」と始め、
各シーズンの野菜をお見せするつもりではあったのですが、
6月くらいに忙しくなると同時に企画倒れに……。

でも性懲りもなく、今年も春の野菜をご紹介します。
だって、春の野菜ってワクワクしませんか!?
野菜を食べたい! という気持ちになります。


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今回の野菜。

 大根(葉つき)←まだ小さい。
 白ねぎ
 わけぎ
 ブロッコリー
 白菜
 ほうれん草
 のらぼう菜
 白菜の菜花
 キャベツ
 サニーレタス
 玉ねぎ
 にんじん
 里いも
 +卵のセット。


「端境期です」
とお手紙が入っていましたが、
確かに昨年の3〜4月に比べると少し種類が違います。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/448436816.html
(昨年の3月末の記録)

今年は雪の影響やらで、スーパーでも野菜不足や価格高騰が話題になりましたが
そんな影響は当然、埼玉の自然栽培の畑でも出ているのでしょうか。


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ブロッコリーは最後の脇芽を摘んだもの。
白菜は中心に薹が立ちはじめているのが見えます。


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白菜の薹の部分が育つと、こんな菜花になるそうです(下)。
上は、この季節の楽しみ、のらぼう菜。


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大きな大きな、ほうれん草。
大きさがわかるよう、あえて新聞紙と一緒に。


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サラダ菜とキャベツ。


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にんじんと玉ねぎ。
そして、この冬は豊作でとにかくたくさん届いた里いも。

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間引きの大根。
ちょっとブサイクなところが大好き!


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わけぎと長ねぎ。


下ごしらえなどについては、
昨年の野菜ブログをぜひともご参照ください。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/448436816.html
http://tauchishoko.seesaa.net/article/448840861.html

今年も菜花は咲かせてから食べますよ!

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ところで、今回この野菜と一緒にはいってきた「畑ごよみ」で驚いた話。

この農家さん、皆農塾の猫たちは、ほうれん草が大好物なのだそうです!
証拠写真つき。

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ほんとに! 
猫がほうれん草をムシャムシャ食べてる!!

びっくりして、Facebookで友人たちに聞いたところ

「うちの猫はブロッコリーと小松菜を食べる」
「昔飼っていた猫がきゅうりが大好きだった」
「刺し身のつまを食べさせている」
「青汁を飲む」


などなど、菜食猫ちゃんたちの話が次々と出てきました。

皆農塾の猫たちは、ほうれん草をゆでていると騒がしくなるそうですが
上の情報をくれた友人たちの猫も、
ブロッコリーをゆでている匂いで落ち着かなくなるのだとか。

皆農塾の方は
「百姓の猫は野菜好きになるのかなあ」
と書いていらっしゃいましたが、
どうも必ずしも農家だから、というわけでもないよう。
猫は「魚か肉が好き」というのは、わたしの思い込みだったみたいです。
やれやれ。


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2017年04月28日

【野菜が届いた】4月下旬編



埼玉の皆農塾から野菜が届きました〜。


今回の内容はこちら。

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 大根(葉つき)
 かぶ(葉つき)
 わけぎ
 新玉ねぎ
 春キャベツ
 じゃがいも
  +卵

に加え、今週の新顔

 水菜
 ロメインレタス
 葉つきにんじん
 


今回の目玉は、葉つきにんじん!
春のいちばんの楽しみです。

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葉っぱと実をわけて保存。


こちら、毎年の楽しみのかき揚げになりました!

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(ちなみに、横の揚げものは、
 タケノコの姫皮+豚小間のかき揚げ)


細切りにしたにんじんと、3〜4cm長さに切った葉っぱとをボウルに入れ、
薄力粉と塩ひとつまみを、にんじんにまぶすようにからめます。
そこに炭酸水(なければ水でもOK)を少し注ぎ、
全体をよく混ぜ合わせ、薄くにんじんにからむくらいの衣になれば、
フライ返しに広げてのせて、そのまま滑らせるように揚げ油に。

かき揚げのときには、フライパンを使うと表面積が広くなり
一度にたくさん揚げられます。



にんじんの葉っぱ入りのかき揚げを食べると、しみじみ
「春だなあ」
と浮き立つような気持ちになります。

一冊めの本『働くおうちの親子ごはん』の中でも
にんじんのかき揚げを撮影しているのですが、

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この撮影時期が年明けすぐだったもので
葉つきにんじんが手に入らず。
義母が近所に聞き回って、葉っぱつきのにんじんを入手して送ってくれた
という思い出の野菜でもあります。

2008年5月の新にんじんの時期にも、その話を書いていました。
http://oyako-gohan.seesaa.net/article/95798657.html
内容を見ると、9年経ってもほとんど変わらぬ
自分の嗜好と生活に、なんだか笑ってしまいます。


水菜は、子どもウケがいまいち悪いので
4cm長さにすべて切って、ジップ袋に。

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みそ汁とか炒めものとか、
ちょこちょこと嫌がられない程度に混ぜ込んで
なんとか消費して行こうと思います。


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