2014年11月08日
『ポテト・スープが大好きな猫』
先週は、子どもの「読書週間」でした。
ちゃんと本を読む習慣がつくように、
2週間、強制的に本を読んだリストに記入させて
最後に一冊選んで感想も書こう、というものです。
日頃、ゴロゴロと「ドラベース」や「ドラえもん」
いいとこ「ドラえもんのことわざ辞典」くらいしか読まない息子に
つきそって、今更ながらの読み聞かせなどしてみました。
その一冊めが
『ポテト・スープが大好きな猫』(講談社文庫)
作 テリー・ファリッシュ
絵 バリー・ルート
訳 村上春樹
淡々としたお話ですが、とても素敵な本です。
2014年11月07日
【レシュティ】子どもたちと、じゃがいもの勉強しました。
今日は出張教室で、子どもたちとレシュティを作って来ました!
楽しかった〜。
ちなみにレシュティとは、スイス風ハッシュドブラウンのこと。
これまで「レシュティ」の名前は知りませんでした。
ロスティとも呼ばれる、スイスではよく出てくるじゃがいも料理です。
「じゃがいもの栄養ってなんだと思う?」
のわたしからの質問に、子どもたちは
「野菜!」
の答え。
野菜=「栄養があるから食べなさい」
と日々言われている、ということなのかなあ。
確かにじゃがいもは野菜でもありますが、
でんぷん(炭水化物)が主体の穀類の仲間でもありますよね。
ビタミンCも豊富で、とても寒く、野菜が乏しくなるヨーロッパの冬には
貴重なビタミン源ともなる作物だと言われます。
今回はスイスについての文化を勉強する、という会でお招き頂いた
食に関する講座だったのですが、
「スイスでは、ごはんやパンの代わりにもじゃがいもを食べるんだよ」
「おうちで使ってる片栗粉は、ほとんどはじゃがいもで出来てるんだよ」
と、いろいろのじゃがいもの話に
「え〜!」といちいち驚いてくれる子どもたちの姿はとても新鮮。
子どもたちの味覚障害がこのごろ話題になっているようですが、
こういう単純な話から、食べ物の話を伝えて行くのは大事なのかな、
とあらためて思いました。
今回は子どもたちと作るので、千切りのじゃがいもを塩味で焼くだけ、のシンプルレシピ。
スイスっぽさを出すために、バターで香りを最後に加えます。
チーズを中に加えたり、ベーコンなどを入れるレシピもあるようですので
お好みでいろいろ試してみて下さいね。
見学に来た大人も、
「え、じゃがいもだけなのにこんなにまとまるんですか!?」
と驚いていた方が何人も。
じゃがいもについて知る
とかの素材切りで、親子向けのワークショップはいいかも知れないなあ、と
いいヒントを頂きました!
冬休みに向けて、イベント考えてみようかしら。
レシュティ(ロスティ)のレシピ
じゃがいも 適量(大1個で、21cmフライパンに1枚分)
塩 少々
バター 少々
1. じゃがいもをスライサーで千切りにする。なければ、包丁で千切り。
色が変わらないように、水につける。←すぐに焼くなら、水にはなさなくてOK!
2. 水を切り、サラダ油を多めに熱したフライパンに丸く広げ、表面に塩少々をふって焼く。
強火で水分を飛ばしながら焼くと、表面がカリッと仕上がります。
3. 裏返し、また塩少々をふってさらに焼く。
両面がカリッと焼けたら、バター少々を溶かし、全体にからめて出来上がり。
※スライサーでじゃがいもを切るときには要注意!
わたしはこのブログ用にスライスして、指先を切ってしまいましたん(痛い!)
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『働くおうちの親子ごはん 朝ごはん編』の中でも
ハッシュドブラウンは、自家製ソーセージやエッグベネディクトと一緒に
ハレの週末朝ごはんメニューとしてご紹介しています♪