【クリスマス】#8 直前でも大丈夫。豚肉ソテーのピクルスソースかけ



クリスマスカウントダウン当日編。
今日の帰りに買い物をしてもラクラク作れます。


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豚肉のソテー ピクルスソース 
(初出「マザーネット会報誌 Career & Family」)


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クリスマスって特別なことはしたいけれど、平日の夜にそれもたいへん。
フライパンだけでできる肉料理をご紹介します。
フランスでは「肉屋さん風」という名前を持つ、ピクルス入りのソースかけ。
実はとっても簡単ですが、珍しい肉料理を食べた! という満足感のあるお料理です。
30分ちょっとでクリスマスごはんのできあがりです。


豚肉のソテー ピクルスソース

豚ロース とんかつ用 4枚
玉ねぎ 1/2個
白ワイン 100cc
水 200cc
固形スープ 1/2個
ディジョンマスタード 小さじ1
ピクルス 40g〜80g
塩・こしょう

1. 豚ロース肉は筋切りし、表面に塩をふる。ピクルスは薄くスライスして千切りにする。
2. フライパンを熱し、うすく油をひいて1をソテーする。初め強火で両面を焼き色をつけ、弱火にして中まで火を通す。焼き上がったら皿にとり、こしょうをふる。アルミホイルをかけて保温しておく。
3. 肉を取り出したフライパンに玉ねぎを入れてよく炒め、白ワインを入れて半量まで煮つめる。
4. 水と固形スープを加えて軽く煮つめ、マスタード、ピクルスを混ぜて塩・こしょうで味をととのえ、肉の上にかける。

※ピクルスはミニピクルスを使うと便利で、仕上がりもきれいです。ピクルスを増やすと酸味が増します。お好みで調整してください。最後にレモン汁をかけても美味しいですよ。



じゃがいもとタラのグラタン

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生タラ または 塩タラ 1切れ
ディル、セロリの葉などハーブ類(あれば)
白ワイン 大さじ1
じゃがいも 中4個(500g)
牛乳 100cc
シュレッドチーズ 適量
塩・こしょう

1. じゃがいもは一口大くらいに切り、柔らかくなるまで茹でる。または丸ごとラップに包み、柔らかくなるまで電子レンジで加熱する。
2. タラに塩をふって10分ほどおき(塩タラならそのままで)、白ワイン、ディルなどのハーブ類、こしょうを上からかけてラップをかけ、電子レンジで2分ほど調理する。皮と骨を取り除き、あらくほぐす。
3. じゃがいもは皮をむいてつぶし、牛乳を加えてよく混ぜる。ほぐしたタラも加えてざっと混ぜ、塩・こしょうで味をととのえる。
4. 耐熱皿に入れて上にチーズをのせ、トースターで5〜8分焦げ目がつくまで焼く。

※普通この豚肉のソテーにはシンプルなマッシュポテトを添えるのですが、せっかくのパーティなのでちょっと贅沢なポテトグラタンにしました。


きのこと栗のピラフ

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米 2合
玉ねぎ 1/4個
きのこ類(マッシュルーム、しめじ、まいたけなど) 両手に山盛りいっぱい
甘栗 70g
白ワイン 大さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 適量
オリーブオイル 大さじ2

1. 玉ねぎはみじん切りに、きのこ類は食べやすい大きさに切る。甘栗は大きいものは半分に割っておく。
2. 厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにした玉ねぎを炒める。
3. 米(洗わないでよい)を加えて表面が透き通るくらいまで炒め、水2カップと白ワイン、塩小さじ1/2を加える。上にきのこ、甘栗をのせ、フタをして中強火にかける。
4. 蒸気が出たら弱火にし、13分炊く。炊きあがったら15分蒸らす。

※かために炊き上がるので、お好みで水分を増やして下さい。最初だけ炒めて、炊飯器で炊いても。


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2013年12月20日

【クリスマス】#7 スタッフィングとオイスタードレッシング


クリスマスカウントダウン企画#7は、
ローストチキンには欠かせない、けれど、日本人にはあまり縁のないスタッフィング。


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トラッドなレシピと、カキを使ったユニークなレシピをふたつご紹介します。
いちどは食べてみたい味なのです。

チキンと合わせて、ぜひどうぞ。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/382675749.html


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スタッフィング
&オイスタードレッシング
  (初出 Disney Family Time)



アメリカのローストチキン、ターキーには欠かせないスタッフィングがあれば
かなりアメリカンなクリスマスになります。
スタッフィングはドレッシングとも呼ばれ、ローストチキンには欠かせないもの。
角切りにしたパンに、玉ねぎ、セロリ、にんじんなどの香味野菜とハーブ、
それに好みでソーセージやベーコンなどの肉類、ドライフルーツやナッツを足していき
最後に卵をからめる、というのが基本形です。
最近では肉類や卵を省いたレシピも好まれるよう。

丸鶏のお腹にstuffして(詰めて)焼くからstuffing(スタッフィング)なのですが、
ハーブをきかせたスタッフィングには、
鶏の形をふっくらと整える、内側から風味をつける、
とふたつの意味があるようです。
が、今回のレシピもそうですが、お腹に詰めずに別の器で焼くこともよくあるのです。
別に焼くとdressing(ドレッシング)と呼ばれますが、いずれにせよ、
別に焼いてまでも添えて食べたい、という食べものだということがよくわかります。

それほど、アメリカのチキン/七面鳥には欠かせないスタッフィング。
ぜひ、いちど試してみてくださいね。
このレシピでは卵を省いていますが、リッチに作ってみたいわ、という方はぜひ卵入りで。

ソーセージスタッフィング

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食パン、またはフランスパン 200g(食パンなら半斤程度)
ハーブ入りソーセージ 150g
無塩バター 大さじ2
玉ねぎ 1個
セロリ 1本
にんじん 1本
ベイリーフ 1枚
マッシュルーム 1パック
生ハーブ 1/2カップ (パセリ、セージ、ローズマリー、タイムなど)
松の実 1/2カップ(好みで)
チキンスープ 1/2〜1カップ
塩、こしょう 適量

1. 野菜、ハーブ、ソーセージはすべて刻む。パンは1.5cm角に切り、数時間乾かすか160℃のオーブンで10分ほど焼いて大きなボールに入れておく。松の実を入れる場合には、フライパンで炒る。
2. 大きなフライパンを中火にかけてバターを溶かし、玉ねぎ、セロリ、にんじん、ベイリーフを混ぜながらよく炒める。マッシュルームとソーセージを加え、3〜4分炒めて火からおろす。
3. 1のパンに3、生ハーブ、炒った松の実を混ぜ、チキンスープを1/4カップずつ混ぜ合わせる。パンがしっとりする程度の量で十分。味をみて塩こしょうをし、鶏に詰めて焼く。残った分はグラタン皿などに入れて180℃のオーブンで、はじめはアルミホイルでフタをして20分ほど焼き、ホイルをはずしてからさらに10〜15分焼く。



オイスター・ドレッシング

オイスタードレッシング.jpg


オイスタードレッシングというのは、カキを入れたスタッフィングのことです。
去年のクリスマスのときにもソーセージスタッフィングを作りましたが
それのカキ入り版。
特にサンクスギビングには、よく登場するスタッフィングです。
スタッフィング(Stuffing)とドレッシング(Dressing)の呼び分け方は
諸説ありますが、今回は、鶏には詰めずにオーブンで焼くので、
ドレッシングと呼びます。

アメリカで、カキはかなりポピュラーな食材。
「カキはRのつく月に食べろ」
(Oysters are only in season in the R months.)
というくらいで、9月(September)から3月(March)までの半年間、
生ガキやグラタン、スープ、フライなどなどに使われるのです。
西海岸でも東海岸でも採れるので、カキの種類もそれはそれはたくさん!
店先で生ガキをむいて食べさせてくれるオイスターバーなどに行くと、
迷ってしまうような大小さまざまの種類のカキが並びます。
意外かも知れませんが、カキはアメリカの海の豊かな収穫の象徴なのです。
海のミルクというほど栄養もたっぷり。まさに豊穣なイメージです。


フランスパン 1/2本
玉ねぎ 中1/2個
セロリ 1本
バター 大さじ2
カキ 200g
白ワイン 50cc
チキンスープ 100cc
イタリアンパセリ 大さじ2
タイム 大さじ1
ナツメグ 小さじ1/4
塩 小さじ1/2
こしょう 適量

1. フランスパンは1cm強の角切りにし、150℃のオーブンで15分ほど焼く。フライパンで乾煎りしても。大きめのボウルに出して冷ましておく。
2. 玉ねぎは1cm角に、セロリは薄切りにし、バターを溶かしたフライパンで柔らかくなるまで炒める。カキの汁(あれば)、白ワイン、チキンスープを入れて5分ほど煮る。
3. ハーブ、スパイス類を入れて塩こしょうで味をととのえたらひと煮立ちさせる。
4. 1のフランスパンの上にカキを出し、3をかけてざっくり混ぜて味がなじむまで10分ほど置く。オーブンを180℃に熱しておく。
5. オーブンに入れ、初めはアルミホイルをかけて15分ほど焼き、アルミホイルをはずしてさらに15分ほど焼いてできあがり。

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2013年12月19日

【クリスマス】#6 スイートポテトキャセロール


今日は、ローストチキンのベストパートナー。
ポテトグラタンならぬ、スイートポテトキャセロールです。
甘いさつまいもと、塩味のきいたチキンの組み合わせの妙は
食べていただくのがいちばん! 
今年はぜひお試し下さいね。


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スイートポテトキャセロール (初出 Disney Family Time)


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ハロウィンに始まるホリデーシーズンののお約束は、かぼちゃ。
秋の収穫物の代表です。
パンプキンパイが定番中の定番ですが、ほかによく出るのがさつまいも。
秋はかぼちゃとさつまいも、なんて日本と同じですね。

ところが、日本と正反対で面白いのが、
かぼちゃはパイなどお菓子になり、さつまいもは料理になること。
さつまいもを揚げてメープルシロップをからめて大学芋風にしたり、
砂糖や卵を混ぜて今回のようにキャセロールにしたり。
そのキャセロールの味たるや、スイートポテトそのもの。
上にはマシュマロをのせて焼くので、なんとも甘い香りが。
それが、肉料理に添えられてディナープレートに並ぶのです。

初めはびっくりですが、食べてみるとなかなかおいしい。
おせち料理のきんとんみたいなものだと思えばよいかもしれません。
マシュマロというところがなんともアメリカらしいですよね。
20世紀初頭にはすでに、マシュマロをのせて焼くレシピがあったとか。
マシュマロというと、キャンプファイヤで焼くとか、
ココアに入れて飲む、という使い方がおなじみですが、
キャセロールのトッピングを初めてみたときには、うーん、と感心。
マシュマロさえ手に入ればとっても簡単なので、
ぜひ、お客さまをびっくりさせてくださいね!


スイートポテト・キャセロール

*PHOTO キャセロール

さつまいも 800g
バター 50g
砂糖 1/3カップ
牛乳200cc
卵 1個
塩 ひとつまみ
オールスパイス または ナツメグ 小さじ1/4

1. さつまいもは皮のまま、柔らかくなるまで蒸す。
2. 柔らかくなったら皮をむき、ボウルに入れて泡だて器などでよくつぶす。熱いうちにバター、砂糖を加えてよく混ぜ、牛乳、ときほぐした卵を入れてさらに混ぜ、塩、オールスパイスを加える。
3. 耐熱容器にバターを塗り、2を敷き詰める。表面にマシュマロを並べ、170℃に余熱したオーブンで20〜30分焼く。マシュマロが焦げやすいので注意(途中でアルミホイルをかけるとよい)。

※マシュマロの代わりに、くるみなどのナッツをのせて焼いても。食感にアクセントが出ておいしいですよ。
クランブルを乗せても美味しいです。

クランブルのレシピはこちらをどうぞ。
  ↓  ↓  ↓  ↓
http://madamefigaro.jp/sweets/2011/01/14164.html



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2013年12月16日

【クリスマス】#5 ハーブローストチキン



今日からクリスマスディナーにぴったりのお料理をいくつか紹介します。
定番の丸鶏のローストチキンから
もっと簡単なムネ肉を使ったハニーチキン、
ローストビーフ、ポークを使った簡単料理、
つけあわせ、ピラフなどなどを順番にご紹介していきますね。


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ローストチキン (初出 「Disney Family Time」)

※ディズニーの日本サイト「Family Time」(現在はクローズ)で
アメリカ料理のコラムを持っていたころのものです。


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クリスマスといえばアメリカでは一大行事。
とにかく日本の商業ベースなクリスマスとはひと味違う、一大家族イベントです。
家族みんなのクリスマスプレゼントをそろえ、
親類や遠方の友人にクリスマスカードを出す、という作業に追われるのが12月。
クリスマスの一週間前にはショッピングモールには駐車場に長蛇の列ができ、
郵便局のドライブスルーのポスト(があるのです!)には、
口からあふれるくらいにパンパンにクリスマスカードが投函されています。

アメリカのディズニーサイトのレシピコーナーを見ていても、
結局ギリギリになってどうしよう! 
というお母さんが多いのは万国共通なのだなあ、とちょっと安心。
「Quick」「Easy」というフレーズがよく出てきます。

というのにも理由があるのです。
アメリカではローストするもの、といえばローストターキー。七面鳥です。
11月末のサンクスギビングから、七面鳥は食卓の主役。
スーパーでも大きな大きな丸七面鳥がどーんと売られています。
が、問題は、それらはほとんどが冷凍だということ。
そしてあまりに大きいため(5キロ前後がノーマルサイズ)解凍に時間がかかります。
冷蔵庫に移して約3日。
前日や前々日くらいに準備を始めるのではとても間に合わないのです。
サンクスギビングやクリスマスの前日に買い物をしている人を見ると、
あの七面鳥、どうやって解凍するんだろう、と心配したものでした。

歴史的な理由で絶対に七面鳥、と決まっているサンクスギビングディナーに比べると、
クリスマスディナーには、ローストハム、ポークとチョイスはいっぱいあるし、
本や雑誌ではいろいろなメニューが紹介されています。
にも関わらず、クリスマス直前のスーパーで
カチンコチンのターキーをかごに入れているのを見ると、
特別なディナーにはターキー、と思いこんでいる人は多いようです。
そして結局、解凍にはもう間に合わない! と気づいたときのために
「Quick」で「Easy」なレシピがたくさんサイトには載っているんですね。


さて、日本では日本では七面鳥はあまり手に入らないので、やっぱりチキンで。
クリスマスシーズンには、スーパーでも一気に丸鶏が並びます。
チキンは鮮度が命。冷蔵品なら前日か当日に買うのがよいでしょう。
下準備も意外にシンプル。調理もオーブン任せで実はかんたん。
日本ではローストチキンは、
Quickには焼き上がらないものの、Easyな料理と呼んでよいのでは?
焼く時間さえ取れれば、簡単なのに見栄えのする料理です。


ハーブローストチキン


丸鶏 1羽
塩 大さじ1
こしょう 適量
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 大さじ3

バジル 2枝
タイム 5本
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1


1. 鶏肉の表面に塩こしょうし、よくもみこむ。塩はやや強めに。お腹の中にも塩こしょうを忘れずに!  オリーブオイル、白ワインをまわしかけて1晩マリネする(このマリネは省略可) 

2.バジルとタイムはみじん切りにし、すりおろしたにんにく、オリーブオイルを混ぜ合わせる。

3.マリネした丸鶏のムネ肉部分を中心に、皮と身の間に2のペーストの1/2量を塗っていく。残りは表面にもみ込むようにする。

4.丸鶏の足を縛って天板にのせ、足の関節部分にタイム(分量外)をはさんで200℃のオーブンで60〜80分焼く。

※オーブンの火力が弱い場合には、オーブンに入れる前にフライパンで表面を焼くといい焼き色がついて美味しくできます。


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肉類にフルーツを添えるのもアメリカっぽい。
ということで、今回はりんごのソテーのハーブ風味を添えました。

一緒に写っているチキンのベストパートナー、スタッフィングのレシピはこちら。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/383142061.html

りんごソテー

りんご 1個
バター 大さじ2
砂糖 大さじ1
タイムかマジョラム 好みで


1.りんごはくし形に切る。

2. フライパンにバターを溶かしてりんごをソテーし、柔らかくなったら砂糖を加えて焦がすようにしてりんごをからめる。ハーブの葉をからめてできあがり。




丸鶏だと多すぎる、
1時間以上も焼く時間はない、
という方のための、ムネ肉をフライパンで焼くレシピはこちら。


鶏ムネ肉のハニーマリネ


ハニーチキン.jpg

鶏ムネ肉 2枚
はちみつ 大さじ2
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 大さじ3
塩 小さじ1/2
こしょう 適量
にんにく 1かけ


1. にんにくはすりおろし、鶏肉に材料をすべてすりこみ、2〜3時間から1晩マリネする。

2. フライパンにオリーブオイルを熱し、1を皮目から入れて焼き色がつくまで焼く。

3. 裏返して2〜3分焼いたら耐熱容器に移して1の漬け汁もかけ、200℃のオーブンで10分ほど焼いて中まで火を通す。切り分けて盛りつける。

※フライパンだけで仕上げてもOK。フタをして弱火でじっくり火を通して。



posted by しょうこ at 10:00| Comment(0) | __|- クリスマス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする