2014年12月02日

PTAデビューがやってきた!



先々週。
ライター仕事で3日間のスタジオ撮影に参加し、
普段は持ち歩かないMacbookを持っていったところ。
3日めの終了時間あたりから、一気の動作があやしくなり・・・
どーん!
壊れてしまいました。
買い換えるか修理をするか迷ったまま
パソコンのないしばらくの暮らしで、
すっかりブログからも遠ざかってしまい、すみません。


なんと、遠ざかっている週末の間に、
来年度の小学校のPTAの役員くじに当たってしまいました。
どーん!!(今日2回め)

役職決めは来週末なのですが、
こうなった以上は、とことん楽しんできたいと思います。

それにしても、PTAって地域によってかなりの差があるようですね。
うちの小学校では、昨年は役職決めの日にはお見合い状態(押し付け合いとも言う)で
18人全員を配置するのに、休憩をはさんで7時間かかったのだそうです・・・。
そんなわけで再来週の役職決めの日には、お弁当持参で来るように、とのお達し。
正直、そんな7時間に耐えられる自信がなく、
きっとそこそこの役職を引き受けてしまうのだろうなあ、と
いまから覚悟しています。

東京のなかでも、PTAの在り方はいろいろ。
PTA仕事の負担を大きく感じる方の間では、
PTAの存在自体を問う論議がなされたり、実際になくした学校もあるようです。

反対に知人の通う文京区では、立候補だけで役員はほとんど決まるのだそうです。
そこは中学受験率がほぼ100%の地域。
PTAにもお医者さんなどフルタイムで働くお母さんも半数はいるのだとか。
教育熱心も極まると、PTAにまで行き着くのか〜
と、また新たな発見がありますね。

その文京区などに比べると、うちの学校は大規模ゆえ
面倒な仕事などもいろいろあるのかも知れません。
が、子どもの通う学校の様子がよりわかるようになるのは
それも楽しみでもあります。
もしかすると2015年はPTAの記録みたいなブログになるかも知れませんが(!)
またおつきあい頂けますと幸いです♪



明日は12月の時短料理ワークショップです。
満席のお申込みを頂き、ありがとうございます!

来月1月には、出張セミナーもいくつか決まり、
外向きな活動がますます増えてきました。
来年はもっともっと仕事にPTAに、頑張れますように。
とりあえず、年内のいろいろ、ひとつひとつ丁寧にこなして行きたいと思います。

来週の育休復帰ワークショップはまだお席がございます。
ご興味のある方、ぜひぜひお越し下さいませ!


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<今後のワークショップ・教室>

12月3日(水)「時短料理ワークショップ
        〜丁寧に豊かに暮らすための時短料理を身につけましょう」満席
      
     

12月9日(火)「育休復帰を目指すママ、働きたいママのための時短教室」→残り2席

       12月9日(火)11時〜14時
       
       参加費: 3,500円
       場所: Shoinstyle http://www.shoinstyle.com
           世田谷線「松陰神社前」駅徒歩1分

       menu: クリスマスカラーのアクアパッツァ、グリーンライス
            ぱりぱりチキンソテー 春菊サラダ添え
            子どもも大好き! かんたんポテトグラタン(予定)
            塩もみ野菜の活用法
            

       お子さま連れも歓迎!
       (ベビーシッターはいませんので、お互いに子どもさんの面倒を見合うようお願いします)

       お料理は、クリスマスにも使える、子どもが喜ぶ時短ごちそうを作ります。
       メニューは、変更になる場合があります。

       お申し込み・お問い合わせは hatarakuouchi@gmail.com まで


1月18日(日)「時短料理ワークショップ
        〜時間価値を高め、丁寧に豊かな暮らしを目指しましょう」New! →お申し込み受付中
      
       1月18日(日)11時〜14時
       
       参加費: 3,500円
       場所: Shoinstyle http://www.shoinstyle.com
           世田谷線「松陰神社前」駅徒歩1分

      menu: 未定

       お子さま連れも歓迎!
       (ベビーシッターはいませんので、お互いに子どもさんの面倒を見合うようお願いします)
       お料理は、クリスマスにも使える、時短でも華やかごちそうを作ります。
       メニューは、変更になる場合があります。


       お申し込み・お問い合わせは hatarakuouchi@gmail.com までお気軽にお寄せ下さい。


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2014年11月17日

フィンランドのネウボラについて学びました。





週末は、世田谷区のネウボラ・フォーラム主催の
子育て支援勉強会に行ってきました。

テーマは「ひろば」づくりの重要性について。
その中で、フィンランドのネウボラについても教わりました。

フィンランドの「ネウボラ」ってご存知ですか?
わたしは全然知らなかったのですが、最近、子育て業界では話題なのだとか。


9月に開催された大きな「ネウボラ・フォーラム」の
詳細な記事が日経DUALにあがっていたので、
詳しくはこちらをご覧下さい。→こちら

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【ネウボラとは】

助産師と保健師が主体となって、
妊娠期から子育て期までを一貫して見守るサービス・施設で、
フィンランドでは1944年に国で制定された制度なのだそうです。
一人の助産師が妊娠期から一対一でつくことにより、
一貫したワンサービスを行い、様々な問題を早期発見できるサポート体制なのだそうです。

特に重要とされる、産後1〜2ヶ月の間には
かなりきめ細やかなサポートがつき、訪問などもあるのだとか。
妊娠期からひとりの担当がついて話を聞きサポートして信頼関係を築くことで、
問題を早期発見、という発想にはなるほど〜、と感心しました。



日本でも、産後に保健師さんの訪問制度はあるかと思いますが
正直、産後でいろいろと大変なときに
見ず知らずの保健師さんに来て頂くのは、精神的に負担です。
実は、わたしはその制度は面倒で利用せず、
子どもたちは二人とも、保健師さんの訪問は受けませんでした。
(一人目のときには、産院から助産師さんが一度来て下さいましたが)

その後も、BCGを打つ4〜5ヶ月健診や1歳半健診などがありますが、
そこで急に

「あなた、子育てで困ってませんか? 保健師が訪問しますよ」

と言われても
「はい、お願いします」
とは言いづらいですよね。
育児で煮詰まっていればいるほど、警戒心も強まるだろうなーと想像します。


日本では、その年齢に応じて、対応してくれる部署がどうしてもバラバラ、
途中まで面倒みた人も、次の部署に手渡してしまったあとには
「個人情報保護」という名のもとに、
のちのちをフォローすることができない体制になっている、というお話も。
フォローしたい人が最後まで見届けられない、
というのはとても残念な気がするし、
まだまだまだまだ改善の余地があるなあ、ということを知らされました。



フィンランドのネウボラ、何よりも感動したのは、
そもそもは民間から1920年代に始まった草の根運動だったのが、
44年に制定されるまでに成長したのだとか。

1917年にロシアから独立、翌年は国内で割れて内戦。
疲弊し切った国をなんとかしたい、と向かったのが
母親支援、赤ちゃん支援だった、という発想に豊かさを感じます。

昔、雑誌にいたころに教育特集で、
教師一人ひとりに大きな権限を持たせて(場合によっては教材も手づくりで)
教育させる、という「フィンランド教育」というのを載せましたが
「わたしの仕事はここまで」と制限してしまわず
一貫して責任を持って生徒を教え成長を見守る姿勢は、
ネウボラ風土が生んだ教育法なんだなあ、とあらためて納得できました。


ちなみに、フィンランドではなぜ、
妊娠期から育児期まで、同じ担当者で移行できるのか、という理由には

1 ほとんどの人が、助産師と保健師を兼ねる。
  (つまり両方の資格を持っているから、途中でバトンタッチする必要がない)

2 比較的、小さなコミュニティ単位でネウボラは設置されているため、
 一人あたりの担当人数が抑えられている。

という点が挙げられるようです。


時間をかけて関係性を作り、責任を持って経過を見守る。
ひととの関わりってそういうことなんだと思いますが、
そういうコミュニティが(特に都心では)希薄なんだ、
という問題をあらためて知らされた気がします。
小学校で見聞きする話も、思わずため息、な話もたまにあります。
地域やまわりとの関わりで自分は生活し、子どもは育って行く、
という意識はなくさないようにしたいなあ、とあらためて考えた週末でした。


***********************

<12月の時短ワークショップ・料理教室、お申し込み受付中です。>

12月3日(木)11時〜14時 世田谷線「松陰神社前」にて
  「時短料理ワークショップ
   〜丁寧に豊かに暮らすための時短料理を身につけましょう」

12月9日(水)11時〜14時 世田谷線「松陰神社前」にて
  「育休復帰を目指すママ、忙しいママのための時短料理教室」

ともに参加費3,500円。
お子さん連れも歓迎です。
お申し込み・お問い合わせは hatarakuouchi@gmail.com まで。

詳しくは、こちらのページをどうぞ →「12月の時短料理教室・ワークショップ」


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2014年11月09日

ジミ弁の悲しい効果とは……。



週末、土曜日は小学校の展覧会でした。
子どもたちの学校では、展覧会と音楽会が一年ごとにあります。

5年生の娘の課題は
「世界の街並み」の絵。
もうひとつは、ガラスを使った粘土細工でした。
(→この粘土作品は、学校前の展示ケースに代表で飾られることになったそう!)

あとは、家庭科のウォールポケットを。

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どれも、親からみてもなかなかデザインセンスがある娘らしい
かわいい作品でした。



さて。
問題は2年生息子。
「すてきな帽子」という立体作品はかわいいのですが、
もうひとつの課題が「お弁当づくり」。

お友だちのお弁当には、わたしも興味津々。
大人が見ても感心するほど、カラフルで上手な作品がいっぱい!


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おむすびにトマトにハンバーグ。美味しそうです。


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レタスを敷いたミートボール。
それをケースに入れてるのはちょっとアレですが、
ミートボールの下にはレタス、が身についているのですね〜。えらい。


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こちらはお寿司入り。ゴージャスです。


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この子は、キャラ弁派。
具材は想像できないけど……。


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こちらはびっくり!
売り物になりそうな、美しいお弁当です。




で。
うちの息子の作品です。

どーん。




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地味!
ジミすぎる!!
スパゲティが下がって来て、ほかのおかず見えないし!!!


しかも
「弟、本物のお弁当箱じゃん!」
と、娘もお友だちから笑われまくったそうです。
はい。これについては、わたしが悪いです。
「工作でお弁当箱がいる」
と言われて、なんの迷いもなく、いつものお弁当箱を渡しました。
展覧会で見てびっくり。

みんな、使い捨ての容器を使ってた〜!
しかも、区切りがいろいろついた、詰めやすそうなお弁当箱です。

考えたら2年生だし、ある程度、親が誘導してあげなくちゃですよね……。
そこまで考えなかったわたしが悪かったわ。
もしかすると、欠席してしまった保護者会で説明があったのかも知れません。
それについては、カップを並べてごまかさず、
段ボールで苦労して仕切りを作った息子のことは、ほめなくちゃいけません。

しかし、息子のお弁当感はいったいどうなっている!?
とアタマを抱えたくなる、この中身。
幼稚園児だった娘に比べれば、保育園児の息子はお弁当体験ははるかに少ないし、
そりゃ、わたしの作るお弁当はジミジミ弁ですよ。
かといって……。


これくらいのお弁当は持たせてるのに!



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あ、あれ……
やっぱり上の子たちのお弁当に比べるとはるかにジミ↓

やっぱりジミすぎるお弁当が悪いのか、悪かったのか?!?!
と落ち込んでしまいます。


あとはマジメな話、保育園っ子は、お弁当持ちの幼稚園児に比べると
お弁当へのイメージそのものが貧困です。
ほかの保育園出身のお友だちも、あやしい子がちらほら……。


思わぬ、ジミ弁と保育園のマイナス効果を知ってしまった週末でした……。
あと、保護者会欠席のリスクも。
みなさん、やっぱり忙しくても、頑張って保護者会には行きましょう(しょぼん)。


※うちの息子が飛び抜けて粘土工作がヘタ、
 という可能性は今回の考察からは除外しております。



「ジミ弁で行こう!」好評連載中です☆


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2014年10月06日

サンタはいるの?


このところ小5娘が
「サンタさんていないんでしょ?」
としきりに聞いてきていました。
きっかけは、数年前にサンタがくれたDSは、
パパがTwitterで募って、友人からもらったものだ、
と義弟が話してしまったことからなのですが
実は2年くらい前から
「ほんとはいないんでしょ。ママたちなんでしょ」
とちょくちょく言うし、もう5年だしいっか、と思って
「そうだよ」
とある日答えたところ。

……泣かれてしまいました。
おじさんから聞いた話とかも、
もしかしたらほんとかもだけど、
できれば嘘であって欲しい、という気持ちだったよう。
子ども心がわかってなかったなあと反省しました。

でも、おかげでそれから、

私「ママ、スピーカー欲しいからサンタさんに頼もうかなあ。
 冷蔵庫よりはもらえそうだよね?」

娘「なら、わたしはiPad!」

私「iPadなんてもらえるわけないの、知ってるやろ!」
(うちでは、子どもはスマホもiPadもいりません、と言い通しているので……)

とコント的な会話を楽しめるようになり、それもそれで楽しいです。
5年生だし、早晩知らなくちゃいけないことですからね。


娘にしても、どうしてこんなにサンタさんは不公平なのか。
という長年の疑問がクリアになったのは
淋しい反面、すっきりしたようです。
贅沢なプレゼントや希望通りのプレゼントをもらえる子がいる反面、
お願いとまったく違うものだったり、お友だちと比べて地味だったりって子もいて
昨今、クリスマス事情の差が本当に激しい。
親としてもアタマの痛い問題だったので
そこから解放されるのは、ちょっとだけ気が休まったりもします。

いずれにしても、うちは小2もいるので、まだまだ続くサンタさん業。

「早くお手紙、サンタさんに書きなよ!
 またプレゼント、間違われちゃうよ?!」

と娘の弟への指導も、より熱心になっていますよ。

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2014年09月20日

12歳の選択肢とは。



友人ライターさんが担当された記事がありました。

「12歳でわが子に突き付けられる、5つの選択肢」

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これ、小学5年の娘を持つ親としては、深刻な問題です。
子どもが生まれた当初は、
受験なんてしなくていい、その分で留学させよう、
とはっきりキッパリ思っていたのですが、
いざそのときが近づくと迷うものですね。
なんて言いながら、塾にも行かせていませんが。


どうやっても正解はないし、
親が決めても本人に合うかわからないし、
本人が決めても、やはりそこが居心地のよい場所かどうかはわからない。

だから考えても仕方がないのだけれど、
少なくとも、選択肢はたくさん残しておきたい。
ここまでの11年間、その選択肢を本人が持てるために
十分なことをしてこれたのか。
振り返ると常に反省だらけです。


折りしも今週は、パリに住む中学時代からの親友が一時帰国していたため
一緒に食事をしました。
もうひとりが加わり、中学の同級生3人でプチ同窓会を。

ひとりは自分で選んでパリに移住し、好きな仕事をしながら20年近く。
ひとりはイクメンのスーパービジネスマン。
途中10分だけチラ寄りしてくれた4人目の同級生は、
関西在住なのに、東京出張の帰りに顔を見せてくれて。

中学時代から30年近く経ちながら、
それぞれ1年ぶりだったり、20年ぶり(!)だったりするのに、
まるで昨日も会っていたかのように会い、
なんてことない話をしたり、子どもの話をしたり、仕事の話をしたり。
こうした友人がいることは本当にありがたいな、と思います。
彼らの日々の活躍や生活をFacebookなどで見ることができるのも、
わたしの大きな励みになっています。
そう思うと、できれば子どもたちにも
こうした友人に出会っていってほしいと思います。

「子どもに受験はいらない」

と生まれた当時には思っていたわたしですが、
自分自身を振り返ってみると、大学受験こそはセンター試験のみで放棄しましたが
中学も高校も受験は経験していたのでした。
その受験はどちらも別にツラいものでもなく、
いろいろな勉強ができて楽しかったなあ、という思い出しかありません。

その結果、進学して出会った中学の同級生はいまでもこうして会い、
反面、高校では、そんな友だちは残念ながら残らなかった。
受験のおかげで、よい友だちに会えたわけでもなければ、
受験のせいで、高校生活にはなじめなかったわけでもなかった。
そのときの自分の選んだ道で、それが合っていたか否かだけなんですね。

そのとき、両親はというと
「塾に行きたい」と言えば、行かせてくれ
「受験をしたい」と言えば、させてくれました。
親にできることは、その選択肢の幅を極力広げてやること、
と、自分の12歳当時を思い出しながら、思い知ります。

とはいえ、いまの進学塾といえば高学年にもなればお月謝は約5万。
親力をこんな意味で試されるようになるとは……。
「選択肢を広げること」は、つまり、
いろいろ教えることのほかに、「きちんとお金を用意すること」が入っていたのだとは
生まれた当時のわたしは、やっぱり単なる理想ばかりで
なにも知らなかったのだなあ、と直前のいまになって慌てたりもしております。

どこから考えても悩みばかりで、
どこから考えても答えはありませんね。
ごはんの心配ばかりで済んだ小さいころはラクだったなあ……。


posted by しょうこ at 00:00| Comment(0) | __|- 子どものこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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