2022年04月11日

保護者会が人生初めて面白かったことについての長話


W受験生を抱えて落ち着かない日々を昨年から送っていたわが家、
ようやく二人とも進路が決まり、
下の息子は電車で通う高校生活が始まりました。

わたしも初の男子弁当作りを楽しんでおります。
(お弁当の様子は、こちらにも今後投稿しますが
 日々のinstagramで更新しています。よかったらご覧くださいね!)


さて、お弁当初日。
帰宅した息子が


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「お弁当美味しかった!
 ありがとう」

などと言うので
「やっぱり高校弁当、楽しみにしてたのね」
とウキウキしてたら、保護者会にて担任の先生氏、

「ネタバレしちゃいますと。
『お弁当ありがとう、美味しかったよ』
と親にきちんと伝えようと指導しました!」

だそうで。
先生に言われたんかーい。


高校生にもなってそんなことを指導してもらえるのはありがたいやら、
素直に実行する息子に感心するやら。

人生においては人との関係が何よりも大切だから、
まずは身近な人との関係をよくしよう、きちんと言葉で伝えよう、
という教えらしいです。
小学生に伝えるような内容とも取れますが、理系の子が多い高校なので
理系好きを言い訳に、コミュニケーションを軽視しがちな子もいるのだろうな
と想像しています。
「どんな科学も技術も人との関係なしには存在価値がない」
を前提として指導してくれるようで、
これまで勝手に理系に抱いていた偏見がポロリと落ちました(これまですみません)。


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それにしても、完全な文系脳のわたしには何を聞いてもびっくり面白い。

例えば

「私服ですが毛染めピアスは禁止。ジャージ登校もなるべく避けて。
 目立つと大人とのトラブルが起こりやすいから
 (学校はビジネス街飲み屋街の近くにあります)」

衣服の乱れは心の乱れ、なんて精神論でも単純な事勿れ主義でもどうやらなく
「大人の世界に巻き込まれると危険だから、
 忙しい高校生活の間は目立たないように無難にやり過ごせ」
という現実的な指導なのですが、その根拠が

「白い紙がぺらっと一枚あったところで
 人の視点はその紙の上のどこにも定まりませんが、
 その白い紙の上に点がひとつ存在するだけでとたんに
 人の目のメカニズムはその点を認識し意識を注いでしまいます」

なるほど、目立つことをそう説明するのか〜。
思わぬ勉強になりました。

ほかにも「どういう大人にするべく育てていくのか」のビジョンが明確で
やはり義務教育の中学とはだいぶ違う。
合理的な発言の数々に子育てセミナーを聞いたような気持ちに。

PTAや後援会には今年は絶対に関わらないぞと避けてしまいましたが、
こんな先生方とお話しする機会も増えるなら
役員もやればよかったと帰宅して後悔しているくらい。

3時間以上にも及ぶタフな保護者会で疲れ果てましたが、
いやあ、子どものおかげで新しい世界を見ることができて楽しいです。

とりあえず

「体育2時間の後にお弁当をたくさん食べると
 午後眠くなりやすい(=居眠りしやすい)」

という知見を得たので、体育→お弁当の後に
いかにも息子が寝そうな「言語文化」という科目がある木曜には、
軽めのお弁当にこっそりしようと思います。



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2018年08月22日

東京湾視察船・新東京丸に乗ってきました!


小6息子と、東京湾を案内してくれる
視察船・新東京丸に乗ってきました。

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海側の東京にはあまり縁がないので
すっかり観光気分!


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ですが、食品輸入の大量コンテナや
もういよいよ最後の埋立地だという
新海面処分場埋立地を近くで見て
どうやって東京の暮らしは支えられているのかを、
ほんの少しリアルに感じることができました。
海の上では、いろいろな方たちがひとつひとつ、
地道に働いていらっしゃる姿も近くで見ることができました。

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下は、新海面処分場埋立地の区画地図。
東京湾内のごみ処理場は、いまの区画がもう最後だそうです。

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聞いて知っているつもりだったけれど、
実際に海から見て、地図を見ると、
ここがいっぱいになったら、ゴミを埋める場所がいよいよなくなる、
という事実に愕然とします。

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ここが溢れてしまったとしたら。
残ったゴミはどう処理していくのか。
他県に引き取ってもらうのか。
それにしても、山に埋めるか海に埋めるか、
日本はそんなに広くないのにいったいどうするのだろう。

最近はプラスチックごみが問題になっていますが
プラスチックであるかどうかに関わらず、
ゴミやムダを減らしていかないと本当にマズイのではないか、
ということが身近な問題として感じられた見学会でした。



新東京丸は、火〜土の午前午後1便ずつ運航、
いつもは高校生以上のみですが、
夏休みと土曜は小学生以上参加可能、もちろん全員無料。

http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/yakuwari/ship/shisatsusen/

中はびっくりのゴージャスさ。

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1時間半くらいの間、東京湾をぐるりと周り、ずーっとガイドしてくれます。
大人にも、とても勉強になりました。

ご存知ない方、絶対乗ってみたほうがいいですよ!

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2018年03月04日

2018ひなまつり



今年のひなまつりは、土曜でしたね。

このところ
「学校給食でも、ひなまつりごはんしてるしなー」
とサボりがちでしたが
土曜では仕方ない。
タカラヅカ講座から帰宅して
かんたんにひなまつりごはんにしました。

低気圧でどよーんとしていたので
炒り卵や揚げものは娘に手伝ってもらい、
ちらし寿司+かき揚げ+はまぐりのお吸い物を。
(わたくし、ムチウチ持ちのため、
 気圧の変動が激しい春と秋、梅雨の季節に
 非常に非常に弱いのです……)

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作りおきの甘酢で酢飯を作り、
れんこん、にんじん、かんぴょう、しいたけを煮て
娘が作った炒り卵に、
きゅうり、いくら、サーモンを飾って
ちらし寿司に。

夫の実家から春の恒例、ふきのとうが
どーんとやってきていたので、

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ふきのとうも天ぷらに。


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揚げ作業はすべて、中2娘に丸投げ。
わが家のコンロは温度管理機能がついているため、
衣さえ作っておけば、
中学生でも上手に揚げられるのです。

揚げものってどうしてもつきっきりになるので
喜んで「揚げるのやる〜」と来てくれるのは
本当に助かります。
その時間をほかの作業にあてられるしね。
たかだか、きゅうりを切るのだって
一人でやるとなると、
細かい時間と作業の積み重ねで
なかなかに時間がかかってしまいます。

ましてや今日みたいに、体調が悪い日は
「もう、ごはん作るのムリ〜」
という気持ちになってきていても、
横でニコニコ揚げてくれるだけで
諦めずに、かんたんちらし寿司くらい作るか、
という気にもなるというもの。


ひなまつりといえば、
過去のブログをたどってみると
ほとんど見た目もおんなじの
ちらし寿司、お吸いもの。
+元気のあるときは、揚げもの
+野菜の和えもの
という内容を作っていました。

http://oyako-gohan.seesaa.net/article/188849052.html
http://oyako-gohan.seesaa.net/article/341781822.html

毎年おんなじはどうなの? とは思うものの
季節のイベントって、毎年同じだからこそ
よいのですよねえ。
と思ったら、6年前にも
まったく同じことを書いていました、わたし……。

http://oyako-gohan.seesaa.net/article/255570389.html


そして、今回振り返って驚いたことに
ちょうど10年前のひなまつりにも
娘(当時4歳)は錦糸卵を切ったりして
一所懸命、手伝いをしていたのでした!

http://oyako-gohan.seesaa.net/article/88826936.html


そういえば、先日もぼんやりして、
料理しながら指を切ってしまったところ
下の息子が手伝いにきてくれて。
「ボウルにひき肉いれて。はい、お酒入れて」
なんて、わたしは指を抑えっぱなしで
口だけで指示を出しながら
鶏だんご鍋を作ってもらったことがありました。
子どもは大きくするもんだなあ、
としみじみ思う瞬間です。

小さい頃には
「お手伝いする〜」とか言われて
正直、邪魔だなあ、と思ったこともありましたが
将来の自分を助けてくれるはず、と信じて、
なるべく手伝いさせるようにしていましたが
その時間は裏切らなかった! 
感涙です。
口もきかなくなる反抗期に入るまでは、
精一杯、助けてもらおうと思います。


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2017年02月12日

娘のバレンタイン2017



中1娘、昨日は友チョコ作り。

吹奏楽部で練習中だという
「君の名は」の主題歌、
RADWIMPSの「前前前世」をかけて
各パートを熱唱しては
「でもうちら、メロディじゃないんだよねー」
と爆笑して。
(二人はホルンとテナーサックスの
中低音族なので、メロディには絡めないのです)


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いいなあ。
なんていうか青春だなあ。


でも、その青春に朝10時から夜10時半まで付きあった
おばちゃんはヘロヘロですよ……。
しかも、途中で雑なことをして高い温度でチョコを溶かし
固まったチョコが病気みたいな見た目になってしまったりして……。


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というのも。
娘とお友だち、それぞれ品数多すぎの欲張りすぎなんですね〜。


<娘>
チョコの春巻き
チョコカップ
目玉焼きチョコ ←こちら、企画倒れで失敗

<お友だち>
飾りつきクッキー ←クッキー生地はわたしが作成
トリュフ
飾りつきオレオ
その他

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と明らかに盛りだくさんすぎ。
そうなると、
時間ないから急がなくちゃ、あっちもやらなくちゃ、
と散漫になるので、繊細な温度管理なんて手が回らない。

「ひとつかふたつに絞って、じっくり丁寧に作ったほうがよかったね〜」
と娘とは反省会をしたのでした。


でもこれ、
普段のごはんでもありがち。
何品も作らなくちゃ、と時間がないままに
雑なものを数品つくるよりも
じっと真剣に調理した、たった一品が美味しいほうがずっとよい。
あらためて有限の時間の使い方を考えさせられました。



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2017年02月01日

息子、後日ほんとにサバをサバいた話



先日から魚をおろすことに急にハマっている息子小4。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/446050231.html

アジーアジーイカーアジーサンマーアジと来て
「明日はサバをサバきたい」
のダジャレをついに実現させました。

記念の初サバは、〆サバに。
勢いづいて、今日は2回めの〆サバとなりました。


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先日のブログで、息子のおかげでサバが5分でサバけたよ、と自慢したわたしですが
当の息子はというと、5分で軽々と
3枚におろし、バットに身を置いて塩をふる、
にまでたどり着いていました。


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洗いやすいように、魚の作業には
100均で買った軽い木のまな板を多用しております。

作業って慣れるとどんどん早くなるんだな、と
またしても感心&感動。




息子の次なる野望は
「金目鯛をさばいてみたい」
になったのですが、金目鯛といえば高級魚。
昨日みた魚屋さんの店頭の金目鯛はなんと1尾「6500円」
子どもの遊びにそんな魚を買えるかい!

「もっと上手になったら買ってあげるね〜」
なんてごまかして500円のサバを2回続けて買ったのですが
とっくにごまかせるレベルではなく上達していたのでした。
わが息子ながら、ちょっとびっくりです。



相変わらず、魚の血や頭は直視できず、
試食になりようやく現れた、日頃は弟に冷たい娘も

「ルービックキューブは6面つくれるしさ、
 〆サバは作れるしさ、弟、ちょっとスゴいよね!」

と珍しくベタ褒めモード。
(息子、魚の前にはルービックキューブにハマり、
 6面を1分30秒で作れるところまでには到達したのです)

「ハートよりも胃袋をつかめ」
という結婚式の常套句はやっぱり真なり、ですね。
兄弟だからハートもなにもないですが、
美味しいものを食べさせれば、いつもは罵る姉も褒めてくれるっていうね。


わたし「だよねえ。びっくりしたわ〜」

  「すごいよねえ。これだけできれば大丈夫だよ」

わたし「ルービックキューブはできるし、〆サバもできるし、
   これで将来、坂口健太郎みたいなイケメンになってくれたら
   勉強できなくても、ママ、もういいわ」


と、おばちゃんの妄想全開したところ

娘「え…………」

とドン引き。

「なるわけないじゃん」

……そりゃそうだ。
なるわけないけど、言うくらい勝手じゃーん。
女子中学生は現実的だからなあ、もう。


息子、その横でニコニコと今日の魚日記を。

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今日はネットで検索した、
2時間、塩をして → 小1時間、酢につける のレシピだったのですが
ちょっと酸っぱかった、と、初回の表裏7分ずつのレシピに戻ることにしたよう。
塩を洗い流した後に水気を拭くのを忘れた反省も綴られております。

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日頃、学校の課題でもロクな作文も日記も書けない息子が
これだけマメに記録を残しているだけでも、なかなか嬉しい。
いや、こんな暗号みたいなヘロヘロの文字を解読して
「きちんと記録書いてる!」
なんて喜ぶわたしは、たいがい親バカですが、
坂口健太郎になるわけがないことくらいは知ってます。


はい、立派な中学生ギャルの娘のおかげで、
流行りドラマにもすっかり詳しくなったわたし。
しっかり「東京タラレバ娘」も見てますよ〜。







posted by しょうこ at 00:00| Comment(0) | __|- 子どものこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする