月刊『STORY』(光文社刊)8月号に、
なんと高1息子と一緒に掲載いただきました。
これまで顔出ししてなかった息子も、もう高校生だしいいかなと。
「夏休みの親子料理」特集のなかの完全にネタ枠で、
ジャンクな男子料理を披露しています。
小学4年の頃に「サバをさばいてみたい」と突然言い出し、
YouTubeでのイメトレ通りにサクサクと魚をさばいて
我々を驚かせたザ★YouTube世代の息子。
当時のブログ
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http://tauchishoko.seesaa.net/article/446050231.html
高校生になった最近はスナックをつけた唐揚げとか
映えるスフレパンケーキとかをYouTubeで習得してました。
今回のレシピは二つとも、動画で見たものを
スナックの種類を変えたり味つけを変えたりしながら彼がアレンジしたもの。
当日の料理もほとんど息子がこなし、
わたしは単なる付き添いマネージャーのような撮影でした。
何気にリンクコーデを狙ってみたのはおわかりいただけるかしら
撮影当日もめちゃくちゃリラックス、すごい笑顔で料理を作って食べ、
終わったあとも「楽しかったー!」とニコニコ。
さすが(⁉︎)の大物ぶりでした。
本人いわく
「自分で見ても詐欺師のような笑顔😨」
だそうですが、雑誌を見かけたらぜひチラ見してやってください〜。
昔からご存知の方は一気におじさんぽくなってる姿にびっくりされるかも!
この年齢の男子は年単位で変わっていきますよね。
この号が出た直後には
テスト期間中の息子と「目黒 マーダル」へ。
昔から友人の集まりでよく使わせてもらってたお店で、
息子は3年前の中1のときには一人で大人に混じって
お店の名物「パロタ」を作る教室にお邪魔したこともあったのです。
実に3年ぶりに再訪することができました。
「大きくなって!」
とびっくりしていただきましたが、
確かに。
この年頃の男子の3年て、もうほとんど別人ですよね。
(ちなみに上の娘は1歳くらいからずっと顔も印象も変わってないのですけど。
男女の差なのか、個人差なのか。不思議です)
息子も習ったこのお店の「パロタ」、クシャッとしたナンみたいなパンですが、
ギーを練り込んでパイみたいな層になっているのです。
ザクッとサクッと独自な食感で小麦粉好きにはたまらないおいしさ!
粉好き仲間の方、ぜひ行ってみてくださいね!
ところで。
息子の後ろに写り込んでる作品2点が実はスゴいものなのです。
どうスゴいかは、夫(田内 万里夫)の解説を以下に引きます。
こちらもよろしければ、ぜひ読んでみてくださいね!
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発売中の「STORY」誌(2022年8月号/光文社)に、ななななんと!! 我が家の《家宝》、COCO144の「My First Stencil」(ed. 22/23, 2016)、そしてビクター・モスコソ(Victor Moscoso)の「FLOWERPOT」(FAMILY DOG No.86-1/1967 1st printing)の2作品が登場っっっ!!!! どうですか!!!
COCO144 といえばアメリカのストリートアートシーンのパイオニアとして、1969年からニューヨークのハーレムを拠点にマンハッタンの至る所にタグを残しまくった偉大なアーティストです。ストリートアートの世界に初めてステンシルの技法を持ち込んだレジェンドでもあります(そしてまだ現役で活躍中)。写真は2016年にCoronado Print Studioでプリントされた、当時のステンシルをもとにPrint on Paperで再現された作品「My First Stencil」のホンモノ(Edition 22/23)で、Coronado Print StudioのPepeに、最後の2枚のうちの1枚を譲ってもらったもの(もちろん購入)。
※COCO144のInstagram → https://www.instagram.com/coco144/
そしてVictor Moscosoと言えば、西海岸のサイケデリックムーブメントを視覚的に支えたサイケデリックアート集団「FAMILY DOG」の中心的アーティストのひとり。数あるメンバーのなかで、ぼくが最もその作品を愛するアーティストです。これは1967年の初版。渋谷のFlying Booksの山路さんから譲ってもらったもの(もちろん購入)。
料理研究家の親子料理(子供が考案したレシピ)の企画に、妻が高1息子と共に取り上げられたぺージですが、ぼくにとっては全く異なる意味を持つ、素敵な雑誌掲載となりました! いやー嬉しいな。飲もう。
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