昨年仕込みの味噌を出しました。

昨年1月に仕込んだものです。
http://tauchishoko.seesaa.net/article/473499537.html
8月に天地返しをして

http://tauchishoko.seesaa.net/article/476775245.html
さらに半年寝かせました。
8月の段階でも十分に仕上がっていたのですが、
今年はあえてしっかりと。
かなり熟成したいい香り。

小分けにしながら香りを思いっきり吸い込み、幸せを噛みしめてます。
これを仕込んだ去年の1月26日のわたし、えらかった!

ここからは発酵の進みも早いので、
半分は冷蔵庫に。
残り半分は冷凍保存します。
いつも冷凍庫がぎゅうぎゅう詰めのわが家ですが、
頑張って場所を空けてみました!

冷凍すると発酵が止まり、美味しい状態を保つことができます。
スペースに余裕がある方は、ぜひ手前味噌を冷凍してみてくださいね。
空いた容器には、新たに今年の味噌を仕込みます。
なんと、見てください。
ついに今年は、子どもたちに味噌作りを手伝ってもらいました!
(二人ともでかすぎて「子どもたち」感が弱いですが
左・高2娘と右・中2息子です)

昨年のブログでは
「ついに子どもとは一緒に作れなかった……」
と嘆いていたものですが。
嬉しいわあ。
ざっくりと作り方をご紹介します。
パルシステムのサイトにとてもわかりやすく作り方が載っているので
https://daidokolog.pal-system.co.jp/special/misozukuri2021/?via=daidoko-top-pc
試してみる方は、そちらもぜひご覧ください。
自家製味噌の作り方
大豆 1キロ
白米こうじ 1キロ
塩 400g
味噌 100g
1 大豆を一晩たっぷりの水につける。
2 水を新しく入れ替えて煮る。
アク(泡)がたくさん出るので、
とりながら柔らかくなるまで3〜5時間煮る。

うちでは、1時間ほど煮てアクも出なくなったら
圧力鍋に入れ替えて10分煮ています。
圧力が抜けるまで置きます。
3 大豆をつぶす。
うちではフードプロセッサでつぶしています。

4 こうじと塩をよく混ぜ合わせる。

5 つぶした大豆と、こうじ+塩を混ぜ合わせ
味噌も加えて混ぜる。
↑ この味噌は入れないレシピも多いのですが、
発酵を促すと聞いて、失敗を避けるために入れています。
今日あけたばかりの自家製味噌を100gほど混ぜました。
味噌玉を作り、殺菌した保存容器に入れていく。

6 表面をきれいにならし、アルコールで器の内側をきれいに拭く。

表面に塩を(端の空気にふれやすい部分には多めに)ふり、
表面にラップをぴたっとつける。
重しをして冷暗所におく。

半年後に開けます。
涼しい玄関脇の物入れに味噌の定位置を作っています。
昨年仕込みの味噌を出し、また新しい味噌を仕込んで。
定位置にまた納めるときの満足感よ。

とりあえず数日間は、その満足感だけで幸せに過ごせそうです。
玄米糀で仕込んだ同量の味噌もそろそろ開けなくては。
冷蔵庫に置き場所あるかな……。
今日開けた味噌が、全部で3.8キロ。
わが家で消費する味噌は、平均的に月に1キロ。
単純計算すると4ヶ月弱分ある計算です。
それに玄米味噌も開けると、さらに倍で8ヶ月弱分!
それだけの期間、ずっと冷蔵庫や冷凍庫においておくのも、なかなか大変です。
昨年1月には、張り切って糀2種類で大豆2キロ分を仕込みましたが、
すると。約7.5キロの味噌がいっぺんにできてしまうんですね〜。
ちょっと考えればわかることなのですが、
楽しくて作っているときには深く考えていませんでした!
消費する量を考えて、時期をずらして仕込む工夫も
家庭の味噌なら有効かもしれません。
ただ、寒仕込みと呼ばれる1〜3月以外には糀が手に入りづらいのが難点ですが。
今年はもう玄米糀も買ってしまったのですが
仕込みの時期を少しずらそうかな。
生活に合った仕込み方が見つかるまで、まだ少しかかりそうです。