コロナ禍で手作り熱が上がっている方、多いのではないでしょうか。
わたしもご多分にもれず。
今年はいろいろと保存食を作っています。
わたし的には、梅干しに初挑戦したのが今年の目玉。

以前からちょいちょい書いていますが、
義母が毎年、大量に梅干しを漬ける人でして。
http://oyako-gohan.seesaa.net/article/122637933.html
わが家には手作り梅干しのストックが保存瓶ひとつ分くらい常にあり
わたしは梅干しを漬ける必要がまったくなかったのです。
義母にもずっと以前には
「梅干し作業を見せてもらいたい」
とお願いしてみたこともありました。
夫の実家は埼玉県内なので、梅干し作業を見に行くくらい
日帰りで行けばいいわ、なんて思っていたのですが
「梅は『とれたよ』といつ近所から来るかわからないし
来たらすぐに追っかけで作業だし、
週末とかで約束するのムリよ〜」
と言われて、それっきりになってしまっていたのでした。
ですが、梅干しを漬ける工程をどうしても試してみたい!
との夫の希望で、ついに今年梅干しデビュー。
上の梅干しも、夫と一緒に仕込みました。
8月に入って晴れが増えたので、ようやく干しはじめ。

2日め。

3日め。

こうやって、干している間にも色づいていくのですね〜。
ようやく体験できて大満足です。
ちなみに、これは近所のお友だちから分けてもらったもの。

熟成2年めの梅干しを再度干したものだそうです。
土井善晴先生も「3年ものを干した」とTwitterで書いてらっしゃいました。
2年、3年熟成させても、また干すものなんだなあ。
わが家の梅干し道は始まったばかり。
学ぶこと、試すことがたくさんで楽しみです。
とりあえず、今年の2キロ分は、来年まで寝かせてみようと思います。
味噌といい、梅干しといい、
最近、作ってもすぐ食べちゃう料理よりも、
仕込んで仕上がりを待って完成品も長く楽しめる保存食が幸せ。
おばさんになって、熟成を待てるくらい気長になったのか、
あるいは、やり甲斐を少しでも長く形で残したい欲が出てきたのでしょうか。