夫、田内万里夫の翻訳した本が発売になりました。

『なぜ働くのか(TEDブックス)』(朝日出版社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4255009945/
なぜ働くのか、どう働くのか、が
議題になることが多い昨今にうってつけの一冊です。
「なぜ、私たちは働くのでしょうか?
なぜ、私たちは刺激に満ちた冒険を次から次へと味わう生活ではなく、
朝起きるたびにベッドから這い出す毎日を送っているのでしょうか?
実に馬鹿げた質問だ、働くのは生活のために決まっている
ーーたしかにそのとおりです。
でも、それがすべてでしょうか?
もちろん、そうではありません。
なぜその仕事をするのか、仕事にやりがいを感じている人々に尋ねてみると、
お金のためという答えはほとんど返ってきません。
賃金以外の働く理由を並べれば、
そこには長く、実に興味深いリストが展開されるのです」(本書より)
NHK出版の編集者/編集長の松島倫明さんによる解説には
「つまり本書は、AI時代における僕たち人間のサバイバルそのものを根源的に問う一冊でもある」
と書かれています。
なぜ不満を抱えながら働く人がこんなにも多いのだろう、
今こそ仕事のあり方をデザインしなおし、
人間の本質を作り変えるとき、新しいアイデア・テクノロジーが必要だ、と
仕事について多くの著書を持つ心理学者が
アダム・スミス的効率化を乗り越えて「働く意味」を提案する一冊。
人気のTEDトークをもとにしたシリーズですので、
読みやすくも革命的な内容です。
「『お金のため』を超えて
働く意味を発明しよう」
という帯が印象的です。
発見するよりも、さらに能動的な「発明」するという言葉。
新年度のあらたまったこの時期に、
働く意味について考えてみたい方、
ぜひぜひ、ご一読いただけると嬉しいです。