週末は野菜の到着日でした。
わが家では、埼玉の有機栽培農家さんから野菜を取り寄せています。
元々は夫の実家で30年以上前からのおつきあいのある農家さん。
うちでも、2週に一度送ってもらっています。
ほんとは毎週でも欲しいところですが、
毎回届くのが、この量!

今回は
大根(葉つき)
かぶ(葉つき)
白ねぎ
わけぎ
ブロッコリー
ほうれん草
小松菜
キャベツ
サニーレタス
じゃがいも
玉ねぎ
にんじん
+卵のセット。
とっても美味しくて、楽しみにしているのですが
毎週にこの量が届くとすると
仕事などでほかの食材を買ってしまったら、あっという間にパンク!
今年からは2週に一度にしてもらっています。
届いた日には、いそいそと下ごしらえ。
2週間に渡って美味しく食べられるよう、
きっちりしまっています。
実はこのパターンを決めるまでは、
いつの間にか青菜をしなしなにしてしまったり(小声)
レタスのはしをチリチリに乾かして捨ててしまったり(さらに小声)
ムダも出していたのですが、
このところ、最後まできちんと使いこなせるようになりました。
その最大のコツは、
惜しまずラップに包むこと。

前までは
「ラップがもったいない……」
という気持ちで、なんとなく袋に入れてしまっていたのですが
キャベツなどの大きなものも、ラップ2枚をクロスに広げて
しっかり包むと、10日〜2週間は美味しく食べられるではありませんか!
とりあえず、サニーレタスとキャベツはラップでぴっちりと包みます。
今週は、ブロッコリーもすぐには使わないので
とりあえずラップで。
ブロッコリーは、生で置いてもすぐ黄色くなるし
ゆでたら2〜3日で傷むし……で足の早い野菜ですが
ラップできちっと包んでしまえば、1週間でも緑色のまんま。
栄養価に関しては、新しいに越したことはないでしょうが、
ダメにして捨ててしまうことに比べたら、
いまのところはラップで包んだほうがベターという結論に。
小房に分けてさっとゆでて(あるいは生のまま)冷凍してしまうのもおすすめです。
(わが家は冷凍庫が常にパンパンなので、
ブロッコリーを入れる余裕はまったくなく
ラップで冷蔵庫に、という方法を採用しています)

大根とカブは、葉を分けて。
大根とカブは、ラップに包んだところで
どうしてもスが入り、味が落ちやすいので
カブは4〜5日のうちに、
大根はできるだけ1週間のうちには食べ切るようにしています。
今日はしていませんが、大根もいちょう切りや短冊切りにして
袋に分けてしまうことも。

葉は塩ゆでにしてから、刻んで塩をまぶしておきます。
それだけで、炒飯や菜飯、卵焼きの具に、と
すぐに使える青ものになります。

ときには、油揚げやそぼろと一緒に炒め煮にすることも。
お弁当のごはんにそのままのせて、卵焼きの具に、と大活躍です。

レシピはこちら。
http://business.nikkeibp.co.jp/atclmom/column/15/061500057/092000059/

ほうれん草と小松菜は、3〜4日で食べきりたいので
ほうれん草は下ゆでして保存。
小松菜は、下ゆでいらずで使える食材なので
3〜4cm長さに切って保存袋に。
みそ汁や炒めものの具に、すぐに使えます。

ほうれん草はゆでてしまうと傷みが早いので、
おひたしやみそ汁の具にするのは2日めまで。
3日めには、炒めて食べてしまいます。
朝ごはんのオムレツやスープの具に便利なのです。

わけぎはとりあえずラップに包んで。
白ねぎは外側の皮をむいて根を落とし、
適当な長さにして、保存袋に入れておきます。
本来、白ねぎは新聞紙に包んでおけば長持ちする野菜ですが、
そうしておくと、使うときに泥付きの皮をむかねばならず
急いでいるときは億劫になりがち。
こちらも1〜2週間なら……と、切って袋に入れています。
出してすぐに使えるので、ストレスなく消費できるのです。
にんじんは保存袋に入れて冷蔵庫へ。
じゃがいもと玉ねぎは冷暗所へ。
・・・で、今日の作業は終わり。
元気のあるときには、キャベツの下ゆでをしたり、
大根を使いやすい大きさに切り分けたり、
という作業をすることもありますが
今日の分け方は、そんなに負担に感じずに処理できる最低限。
このくらいでいっか、と疲れ過ぎるところまでやらないのが
続けるコツかな、と最近は
ラップに包む「とりあえず保存」に頼りっきりなのです。

新刊でも、野菜の保存については、
冷蔵・冷凍の方法を書いています。
葉ものや緑のものは3〜4日で食べきり、
キャベツなどの白い野菜は10日〜2週間で食べ切る。
1週間後にはどうしても白っぽい野菜ばかりになるので
葉ものは1週間めに買い足し。
そうしたリズムを作ったことで
野菜が上手に食べきれるようになりました。
ここまでの量を一度に買うおうちは少ないかも知れませんが
「野菜を使い切れない」
という悩みをお持ちの方は、
ラップで保存、をとりあえずお試しを!