久々に小4の息子の話。
お久しぶりすぎて、ご存知ない方も多いかも知れませんが
この息子がちょっと変わったアホなのです。
保育園時代のアホ話
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そんな彼が今年の長ーい冬休みを終えるころ、
突然に、
「魚をさばいてみたい」
と言い出しました。
さかなぁ?!
とビックリしたのですが、
お友だち(女の子)に教わって、いつのまにか
YouTubeで魚を捌く動画を見まくっていたとのこと。
実際に自分でもやりたいから、ぜひ買ってくれ、と言われ
アジを買ってやったところ。
うまいんですよ。
正直、びっくりするくらいに。
動画を見まくり、イメトレはカンペキに出来ていたようです。
それが9日のこと。
それからというもの、
アジ、アジ、イカ、アジ、サンマとおろし続け
刺身、フライ、塩焼き、フリッターと
いろいろに作ってくれました。
(もちろん、おろすのも調理も、横につきっきりですが)
勢いで「魚の学校に行く」とまで言い出し
それを目指して算数や理科を頑張り始める、という副産物つき。
子どもってどこでスイッチが入るか、本当にわかりませんね。
「今度は、サバをサバきたい」
とダジャレでリクエストしたサバは
疲れてしまったりでなんとなくタイミングを逃してしまい、
冷蔵庫のチルドに3日置いてしまったのですが(!)
いよいよマズい、と本日早朝にわたしがおろしました。
魚って、正直めんどくさいな、という気持ちもあるし
あんまりキレイにできる自信がなかったのですが
息子と一緒に数日取り組むうち、
「もしかしてそんなに大変でもないのかも」
と思うくらいにはなっていました。
で、今朝の6時すぎ「よし!」と思い切って新聞の上にサバを置き、
頭を落とし、内蔵を出し、3枚に……とおろしたところ
なんと5分で終わったのです!
(生ゴミの片付け、まな板と包丁を洗うところ
切り身に塩をして撮影して冷蔵庫に入れる、まで含めると10分)
なんだ、慣れてさえいれば、サバをおろすのも5分だったのかあ、と
それを教えてくれた息子に感謝したい気持ちですよ。
作業を目で見て知っていて、
具体的にイメージできていることが
何よりも時短には繋がるのだな、ということを
あらためて実感させられました。
息子が最初からサクサクとアジをおろせたのも
繰り返し見ていた動画のおかげ。
となると。
やっぱり料理には動画は必要だなあ。
今年こそはちゃんと動画を作る、と目標にしないとな……。
さて、息子の次なる目標はというと
「もっと変わったものをさばきたい。
うなぎの目打ちとか、鱧の骨きりとか!」
いや、うなぎの目打ちはカンベンしてください……。
それにしても、YouTubeってほんとにいろんな動画があるんですねえ。
魚をさばくのなんのって言い出したのも
その動画を教えてくれた女の子に
「オレ、さばいたよ!」
とドヤりたいだけなんだろうとは思うのですけれど、
家族はただ美味しくて楽しいので、しばらくは頑張れ〜。
毎日のようにおろす横で
ビビリなもんで、魚の頭も怖くて直視できずに隠れている姉も、
「でも美味しいし、しばらくは続けてくれていいよ」
と、ひたすら食べる係を楽しんでおります。