メリークリスマス!
ここ数年定番のクリスマスディナーです。
サーモンのマリネ
ローストビーフ
アボカドのグリーンサラダ
ローストチキン
〜さつまいもグリル添え
ピクルス、レバーペースト
子ども製サンタケーキ
今年は笑ってしまうくらい、
去年と同じです。
ちなみに
去年のクリスマスがこちら →子育ての終わりを意識するようになったここ数年、
イベントごはんはお決まりメニューを作るようにしています。
遠からず巣立つ子どもたちに「うちの味」として、はっきり記憶してもらいたいから。
「クリスマスには毎年あれが出たね!」といつか思い出してもらえるのも
よいのではないかなと思ってます。
何よりも、クリスマス何を作ろうかな、と考えなくてよい。
決まった買い物をして、決まったものを作るだけならば、かんたん。
「何を作ろうかな」と考える作業が、かなり負担なのだな、と
あらためて気づかされました。
去年は中2息子がもりもり働いて手伝ってくれましたが、
今年の働き手は高2娘。
わたしがローストビーフを仕込み、チキンの足を縛る横で
ケーキのスポンジ、サーモンマリネ、サラダを作ってくれました。
今年もバタバタと、18時半すぎから一緒に調理スタート。
その時間からでも、簡単な料理を上手く並べれば
クリスマスごはんもそんなに大変ではないよ!
ということを体感してもらえれば嬉しい。
なので、ここ数年は、大変な手順のある料理はしていません。
ひとつひとつは実はかんたん。
ぶっちゃけ、焼くだけ、切るだけのものばかりです。
だけれど、塩加減とか、焼き加減とかは大切に。
その少しずつの大切を逃さないように作れば
あとは、葉っぱやハーブ類をわさっと飾れば楽しく仕上がる。
そんな体験を重ねてもらえればと思っています。
★★ 娘の作業 ★★
【スポンジケーキ】
卵泡立てる → 砂糖加えて泡立てる → 粉とバター加える → 型に入れて焼く
→ 焼き上がったらベランダで冷まし、ディナーのあとにみんなで飾り付け。
毎年、スポンジとクリームがまったくなじまない、ほんとのできたてを食べてます。
【サーモンマリネ】
薄く切って皿に並べる → オリーブオイルと塩ふる → レモンとピンクペッパー飾る → 冷蔵庫で冷やす
→ 「先に切って、器ごと冷蔵庫で冷やす」がポイント。
【グリーンサラダ】
レタスをちぎる → 水にはなす → サラダスピナーで水を切る → 器に盛る
→ 「水を吸わせてパリッとなってから、しっかり水を切る」がポイント。
サラダスピナーがなければ、ふきんに包んでしっかりふる。
あるフレンチのシェフは「親指の先の大きさにちぎるのがコツ」と
本当に丁寧にレタスを繊細にちぎっていたのを思い出します。
わたしはいっつも雑に大きくちぎってしまうのですが、
今日は娘がわたしよりは小さい一口サイズに仕上げていました。
こういう小さな作業に、働き手の数、あるいは下ごしらえの時間が如実に出ますね。
★★ わたしの作業 ★★
【ローストビーフ】
肉に塩こしょうすりこむ → フライパンで表面を焼く → 保温する(今回は湯を張った炊飯器で)
【ローストチキン】
表面にオリーブオイルと塩こしょうをすりこむ → お腹の中に塩こしょう、にんにく → 足を縛る → スポンジケーキが焼けたあとのオーブンで焼く。
→ 「お腹の中からもしっかり味をつける」がポイント。
表面の味付けは、好みで。にんにくを加えるもよし、バターをのせて焼くもよし。
わたし自身は、皮と身の間にハーブを挟みバターものせて焼くのが好きですが、
今年はその手間は省略。
わが家ではチキンをメインに出すため、チキンをまだオーブンで焼いている状態でサーモンなどで食事をスタートします。
おうちのクリスマスごはんは、ローストビーフが出たな、サーモンが出たな、と
家の味として思い出して欲しいし、
「よし、それを作ってみよう」
と将来、子どもだちが巣立ったあとに気軽に思うことができるくらいの
メニューになっているといいなと思っています。
来年のクリスマス料理の課題は、ローストチキンでしょうか。
オーブンさえあれば、入れて焼くだけ、の簡単料理ではありあますが
そのオーブンがないとどうにもならない。
オーブンがなくてもチキンが食べたい。
そんなときの参考になる、フライパンで作れるチキン料理にしてみようかな。
わたし自身は、
アメリカ在住の友人から「今年のクリスマス料理!」と送られてきた
『スターウォーズ』に出てくるジャバ・ザ・ハットみたいな
巨大なハムのほうが気になっているのですけれど。
コストコで買ったハムを、メープルグレーズをかけながら3時間焼いたのですって。
アメリカは11月末のサンクスギビングで七面鳥を焼いてしまうせいか
クリスマスには牛肉や豚肉料理のほうが多い印象です。
そんな記憶からか、
わたしはクリスマスはローストビーフにしたい。
が、息子はローストチキンが好きだし、何よりも
クリスマスにはローストチキンが出てくると信じている。
そのせめぎ合いで、わが家ではこの数年は、チキンとビーフの二段構えになっています。
以前は2キロも3キロもある大きなチキンを焼いて
翌日にはサンドイッチにして食べて、なんて楽しみ方をしていました。
が、チキンが大きいとその分、下ごしらえはたいへん。
ひっくり返すのにもいちいち
「よいしょ」
という感じで面倒だし、焼くのにも時間がかかる。
しっかり中まで美味しくするためには、事前に下味をつけておいたほうがよいし、
焼きながら出てくる肉汁も途中で回しかけながら焼きたい。
となると、かなりの大仕事になってしまいます。
が、数年前、試しにサイズの小さいチキンを買ってみたところ。
●下ごしらえは軽くてラク
●表面とお腹の中に塩こしょうをして焼くだけでも美味しい
●1時間弱で焼ける しかも焼きっぱなしでOK
ということに気づきました。
ローストビーフも同じ。
肉のサイズが小さければ調理もラク。もちろんリーズナブル。
チキンとビーフを両方並ぶとごちそう感が増して、みんなハッピー。
見た目を華やかにしたい。
料理の手間は極力省きたい。
でも自分で作りたい。
という観点で出来上がってる、うちのクリスマスメニュー。
結果的に、子どもに伝えるにもちょうどよい内容になっていたようです。