もう10月も折り返し。
あっという間に年末が見えて来ました。
となると、気になるのは手帳!
とにかく手帳が大好きで、
毎年あれでもない、これでもない、と手帳を見ています。
プレジデントとかのビジネス誌で毎年この時期に掲載される
「達人の手帳術」みたいなものも見ます。
ブログにも、毎年のように手帳の話をこの時期には書いていました。
◎来年の手帳が届きました(2011年10月20日)
http://oyako-gohan.seesaa.net/article/231319947.html
◎来年の手帳は買いましたか(2010年10月25日)
http://oyako-gohan.seesaa.net/article/167033887.html
ここ2年は書いていませんでしたが、やっぱり右往左往して、
3冊ずつくらいの手帳を買っておりました。
そもそも、手帳が大好きになったのは、
雑誌編集部の下っ端時代に子どもができてから。
雑誌に異動する前は、完全なデスクワークだったので、
仕事用には会社でプリントアウトした1ヶ月カレンダーに予定を書き込めばOK。
プライベートの夜や週末の用事なんて、小さい手帳で事足りていたわけです。
編集部に異動してからも、
外で取材があるか、会社で仕事をするか、の二択だったので、
やっぱり1ヶ月カレンダーと小さな手帳だけを使っていました。
じきに子どもができて、仕事に復帰してみると、
こんなカレンダーでは、いったいどこに保育園のお迎え時間や
今日の晩ごはんの予定などを書いてよいのかわからん! となり、
婦人の友社の主婦手帳を使ってみたり、
ほぼ日刊イトイ新聞の手帳を買ってみたり。
それでも、なかなか毎日の慌ただしい気持ちは変わらず、
晩ごはんの支度をしながら、まだ1歳だった娘にやけどさせてしまったり、
「おなかすいた〜! お店に寄りたい〜!!」と泣かれながら
おんぶして帰ってヨロヨロになったり、
駅前のパン屋カフェに寄って晩ごはんを済ませて自己嫌悪に陥ったり。
この慌ただしい生活と、行き当たりばったりさをなんとかしたい、
と藁をもつかむ思いでたどり着いたのが
佐々木かをりさんプロデュースのアクションプランナー。
バーティカルで時間を管理する、という
当時のわたしには、まったくなかった発想の手帳でした。
使い始めて初めて、自分の行動と時間軸との関係に気づき
目からウロコが落ちるような思いをしたものです。
http://www.actionplanner.jp
使い始めてもう8年になります。
そこまで書いてみて、気づきました。
『時短料理のきほん』は、
料理を時間軸で分けているのが合理的だ、と言われるのですが、
「時間を分割して考える」
というのは、バーティカルの手帳を愛用しているもの特有の
時間管理発想なのかも知れません。
手帳を使いながら、ようやく身についたものだったのかなあ、と。
よくよく考えると、この本の編集さんとわたしの共通の趣味は「手帳」。
毎年のように、手帳の情報交換をしては、
いろいろ買ってみたりしていたのでした。
アクションプランナーを使い始めてから、
バーティカルの時間軸のついた手帳で、
仕事も子どももごはんもプライベートの予定も
すべて一本に整理するようになり、
自分の持ち時間をグラフ状の面で理解できるようになりました。
すると自然に
「ごはんにかかっている時間はどれだけなのか」
が気になるようになります。
だって帰宅してから子どもを寝かせたい時間まで、
3時間、ヘタすると2時間しかないのです。
調理時間を短くするためには、どう工夫すればよいのか、
あるいは時間の短くしきれないのなら、一部を移動させればよいのか、
どこを動かせば、気持ちもラクになり、美味しいものが作れるのか、
ということを考えた挙げ句に出来上がったのが、
わたしなりの時短料理メソッドだったのだろうなあ、と思うのです。
この8年ずっとバーティカル時間軸の手帳を使って来ているわけですが、
忙しい人、特にワーキングマザーのように、
家族の用事、自分の仕事、お迎えの時間などを一斉に管理しなくてはいけない人には
やはりオススメ。
時短や効率化には効果的だと思います。
最近は、文房具屋さんに並ぶ手帳のラインアップも
バーティカルタイプが増えて来たように思います。
個人的には、紙の質感などが好きで上記のアクションプランナーを愛用していますが、
ジブン手帳も使いやすく、
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/feature/jibun_techo/
yPadも面白い手帳です。
http://www.amazon.co.jp/yPad5-寄藤文平/dp/4023313297/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1414485977&sr=1-2
わたしの来年用はこれ。
早々に2015年用アクションプランナーのリフィルを買い、
フジワラ エプロンさんに、エプロンとお揃いでカバーを作ってもらいました!
布から選ばせてもらい、大満足。
毎年、2〜3種類をつい買ってしまいますが、来年はこれ一本で行きたいなあ。
どんなにデジタル化が進んでも、
やっぱりわたしにとって、紙の手帳は大切なパートナーです。
いま現在の手帳はこちら。
昨年、どうしてもミナ・ペルホネンのカバーが欲しくて、
ほぼ日手帳カズンも買ったものの、やっぱり薄い紙がいやでお蔵入りしていました。
最近になってカバーだけ復活させたところ。
使い始めた初日から、お会いしたデザイナーさんや百貨店PRさんなどなど
男性陣がいっせいに
「ミナ・ペルホネンですか!?」
と反応してきたのには驚きました。
おしゃれ男子、こわい!
……ではなくて、さすがですね〜。