いま買いたい本が二冊あります。
「宝塚おとめ」と「伊福部昭の音楽史」。
これまでなら、ささっとAmazonで注文するところですが
今回は、近所の書店で注文しようと思ってます。
小学校横の書店、毎月子どもが
「コロコロコミック」や「ちゃお」を買います。
そろそろ顔を覚えてくれていて、
ぶっきらぼうなおじさんなのですが
「これ、いる?」
とさりげなく、前月の「てれびくん」の付録やら
女性誌についてたポーチやらをくれるのです。
こういう本屋さんがつぶれたら困るから。
子どもには
「コロコロは駅前の大きな書店じゃなくて
おじさんのとこで買いなさい」
とか言いながら、
自分はネット書店で買ってたじゃん!
と、今更ながらに気づいて反省しているところなのです。
出版社の営業部時代には、
こんな書店さんからの電話を毎日とり、
一冊二冊の注文を受けていたなあ、と思い出します。
小さい街の書店にありがちで、中が狭いから
エロ本コーナーが、子ども本のすぐ近くにあるのが唯一の難点。
横目で必死に、胸ボーン! のお姉さんの表紙を見ようとする
息子の姿を見るのがツラいんですけど……(笑)。
さておき。
たった一冊の注文を取り寄せるのは
もしかすると書店さんにとってはむしろ面倒なのかも知れませんが、
とりあえず今回は思い切って頼んでみました。
こちら、買いたい『伊福部昭の音楽史』木部与巴仁著(春秋社刊)。
ゴジラの主題歌などで知られる、作曲家、伊福部昭氏の人生を辿った本。
著者の木部氏は、版元勤めの頃からお世話になっている書き手さんで
ご自身の表現活動をされながら、伊福部昭氏のこともライフワークとして取り組み
コンサートなども開いているのです。
木部氏の活動については、説明が簡単にできないので、
今日はこの本と、前の一冊『伊福部昭ー音楽家の誕生』をご紹介するだけにしておきます。